【よくみられるケース】
◆家計の管理が苦手で、毎月赤字を出してしまう
◆クレジットカードで、高額な商品を衝動買いしてしまう
◆買い物に出掛けて、余計なものをたくさん買ってしまう
【解説】お金を使ったあとのことを考えられない
ADHDの特性がある人は、「お金が足りなくならないように計画的に使う」、「一気に使わずに少しづつ使う」と言うことが苦手です。
気に入ったものが見つかると、後先を考えずにすぐに買ってしまい、後悔することがあります。
買ったあとの残金や、その残金でやりくりしなければならないことに考えが及ばないのです。
こうした傾向の強い人の場合、家計を任せると毎月赤字になってしまうおそれがあります。
毎日の家計簿をつけたり、頻繁に収支を管理したりするといった地道な作業も苦手なことが多いので、金銭管理は他の家族に任せる方がよいでしょう。
【改善方法①】
◆大金やクレジットカードを持ち歩かない
買い物に出かける時には、大金を持ち歩かないようにしましょう。
今日使ってもよい金額だけを財布に入れて出かけるようにします。
また、クレジットカードがあると、衝動的に高額な買い物をしてしまう可能性があるため、家族に管理してもらいましょう。
買い物にはメモを活用して、メモにないものは買わないようにすることも有効です。
【改善方法②】
◆買い物に行く時は誰かに付き添ってもらう
衝動買いをしてしまわないようにするために、買い物に出かける時は、親しい人に付き添ってもらうのも良い方法です。
相手には自分が衝動買いをしそうになったら、ブレーキをかけてくれるようにお願いをしておきましょう。
付き添ってくれる人が信頼のおける相手なら、財布を預けるのもいいです。
お金を管理してもらうことで、安心して買い物を楽しむことができます。
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