新型コロナウィルスに感染後、嗅覚障害と倦怠感、頭痛が現れました。
療養期間が過ぎても症状が残り、耳鼻科では「新型コロナウィルス感染症による嗅覚障害」と診断されました。
漢方を服用していましたが改善がみられないので来院されました。
・卵の腐った「ツーン」とした臭いが鼻の内部から常にする
・外部の物はほとんど匂いがしない(物を鼻に近づけると若干匂いがする)
・「卵の腐った臭い」とともに頭痛が現れ、鎮痛剤も効かない
・倦怠感が強くて、家の階段を上ることさえ困難
・倦怠感により仕事に復帰できるか不安
・不眠
・東洋医学の体質は「気虚タイプ」で、全身のエネルギー(気)が不足している体質です
・不安感から、落ち着かないご様子
・「思い悩み」の感情が強く表れていました
①東洋医学では、気の流れが滞ったところに症状が現れると考えています。
「鼻周辺の気の流れを良くする」鍼灸治療をしました。
②強い倦怠感がみられたので、「全身の気の流れを良くする」鍼灸治療をしました。
③仕事への不安感を強く訴えられていたので、「精神安定」の鍼灸治療をしました。
※頭痛は鼻の内部の臭いが原因と考えたので、特に対処をしませんでした。
週2回のペースで来院。
初回と同様の鍼灸治療をしました。
鼻内部からの「卵が腐った臭い」が少しだけ弱くなった気がするとの事。
外部の匂いは、相変わらずほとんどしないとの事。
週2回のペースで来院。
鼻内部からの「卵が腐った臭い」がなくなり、同時に頭痛もなくなりました。
外部の匂いも十分に感じるようになりました。
朝の倦怠感は少し残っていますが、無事仕事に復帰されました。
体質改善のため、週2回のペースで来院。
お電話でのお問合せ・相談予約
<受付時間>
10:00~18:00
※水曜日・日曜日・祝日は除く
LINEは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。