中学校教師の燃え尽き症候群の鍼灸治療例

中学校教師の燃え尽き症候群の鍼灸治療例

30代 女性 福岡県


来院までの経緯
 

先月からほとんど眠れず、頭痛、倦怠感が続いていました。

勤務中は分刻みのスケジュールで、毎日夜遅くに帰宅、土日出勤もしていました。

過去に倒れて休職をしていたことがありました。

今までは「子供のために」という思いで頑張っていましたが、心身ともに限界に達したようです。

「現在、担任をしている3年生が無事卒業してから仕事を辞めようと考えているので、3月まではもたせてください」と来院されました。

 


初回来院時のお悩み
 

・仕事のことを考えると眠れない 

・毎朝、仕事に行きたくない気持ちが強い

・頭痛、倦怠感、耳鳴りがひどい

・このままではまた倒れてしまう

・月経前症候群

 


初回来院時のお身体の状態
 

・燃え尽き症候群の3つの特徴全てに当てはまっていました

①情緒的消耗感 
心理的な疲労感が強くあらわれていました

②人間関係
保護者の一言に負担を感じ、なるべく避けたいと思っていました
プライベートでも親しい人間と関係性を解消しようとしていました

③個人的達成感
学校現場での失望感は強く、教育に対する達成感は低下していました

・東洋医学の体質は「気虚タイプ」で、全身のエネルギーが不足している体質です

・共感性が高く、責任感が強い

・「怒り」の感情が強く表れていました

 


鍼灸治療の経過
 

初回 

心身ともに疲弊をしていたので、「精神安定」を目的とする鍼灸治療をしました。

「鍼で気持ちが楽になりました」とのことです。

 

2回~5回 

週1回のペースで来院。

精神安定の鍼灸治療を続けました。

「〜しなければならない」といったご自身を苦しめる考え方を改善するようカウンセリングをしました。

心療内科への通院も考えていましたが、体調が良くなってきたので病院はやめることにしたそうです。

 

6回~13回 

週1回のペースで来院。

仕事は相変わらず忙しいですが、精神状態や症状は落ち着いてきました。

仕事を全て自分で抱え込まず、周囲の人に頼れるようになりました。

「退職しようと考えていましたが、この仕事は好きだから続けることに決めました」とのことです。

 

現在 

週1回のペースで来院。

「精神的にアップダウンがあり、もっと心身を良い調子にしたい」ということで、引き続き鍼灸治療を受けておられます。

 

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