2か月前、腎臓がんの手術して退院後、情緒不安定になり一睡もできない日々が続きました。強烈な不安感やイライラ、過呼吸、胃の不調、胸の圧迫感、身体をじっとしてられないなどの症状に悩まされていました。
テレビや本を見ても頭に入らず、「この病気がなければ色んなことができたのに」と自分の健康のことばかり考えていました。
手術担当医から心療内科を勧められて通院しましたが、改善がみられないので、
「感情のコントロールができなくて苦しい、なんとかして欲しい」と来院されました。
・不安で落ち着かない、感情を安定させたい
・夜眠れない
・食欲がない
・「死の恐怖感」が強くみられました
①「精神安定」の鍼灸治療をしました。
②死への恐怖感の軽減、命の有限性への理解を促すために、「思考改善」のカウンセリングを行いました。特に、「現在のご自身を受け入れる」ことができるようにサポートしました。
施術後、「胸のあたりがスーとした気がする」とおっしゃいました。
週1回のペースで来院。
鍼灸治療とカウンセリングを継続。
依然として、入院時の身体を動かせなかったこと、苦しかったことが夢に出てくるとのことです。
感情が乱れそうなときは、セルフケアでなんとかコントロール。
思考改善として、自分の健康のことばかり考えるのは止めて、
「今までとは違う新しい生活をしよう」と考え、日記、プール通いをするようになりました。
週1回のペースで来院。
「不安感やイライラは気にならなくなった。たくさんのことを前向きにチャレンジしていきたい」とのことです。
睡眠薬を服用しなくても眠れるようになりました。
胃のもたれ感がなくなり、食事が美味しいとのことです。
読書やテレビを楽しみ、新しく始めた水彩画に熱中しているとのことです。
ルーティンの一環として、週1回のペースで来院。
ご家族から「以前は目が怖かったが、最近は笑顔が増えてきたね」と言われたそうです。
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