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胃腸の疲れが顔面神経の回復を遅らせる?東洋医学の考え方

顔面神経麻痺にお悩みの方からお話を伺うと、「発症する前から胃腸の調子が悪かった」「ストレスで食欲が落ちていた」という声をよく耳にします。

「顔の神経と胃腸に、どんな関係があるの?」と不思議に思われるかもしれません。

実は、東洋医学の視点で見ると、この2つには非常に深い繋がりがあります。今回は、胃腸の疲れが顔面神経の回復にどう影響するのか、そして全身からアプローチする重要性についてお話しします。

胃腸は「回復のためのエネルギー工場」

東洋医学では、胃腸(脾胃)は私たちが生きていくためのエネルギーである「気(き)」や、体を栄養する「血(けつ)」を作り出す大切な工場だと考えられています。

顔面神経麻痺によってダメージを受けた神経が修復していくためには、十分な栄養と酸素を含んだ「血」が顔の隅々まで届けられる必要があります。

しかし、暴飲暴食や過労、そしてストレスなどで胃腸が疲れて働きが落ちてしまうと、神経を修復するためのエネルギー(気血)が十分に作られなくなってしまいます。その結果、顔への栄養供給が滞り、症状の長引きにつながりやすくなるのです。

ストレスが胃腸を止め、回復のブレーキに

さらに注目したいのが、胃腸と「自律神経」の密接な関係です。

胃腸は自律神経の働きによってコントロールされており、ストレスに対して非常に敏感な臓器です。顔面神経麻痺という症状そのものが、「人前が気になってしまう」「いつ良くなるのだろう」という大きな不安を生み出します。

この心理的なストレスが続くと、体が常に緊張状態(交感神経が優位)になり、胃腸の働きがピタッと落ちてしまいます。栄養が吸収できず、全身の血流も悪くなるという、回復を妨げる悪循環に陥ってしまうのです。

ご自宅でできる「胃腸を休める」ケア

顔面神経の回復をスムーズにするためには、顔のケアだけでなく、まずは「胃腸を労わること」が大切です。

  • 温かく、消化の良いものを摂る: 冷たい飲み物や脂っこい食事は胃腸の負担になります。温かいスープやお粥など、胃に優しいものを選んでみてください。
  • お腹を温める: 腹巻きをしたり、湯船にゆっくり浸かったりして、お腹周りを温めることで胃腸の働きをサポートし、全身の血流も促します。

心と体、全身の巡りを整える鍼灸のアプローチ

当院の鍼灸では、顔面神経麻痺を「顔だけの問題」とは捉えません。お顔へのアプローチはもちろんですが、手足やお腹のツボを使って胃腸の働きを助け、全身の自律神経のバランスを整えることを非常に大切にしています。

また、神戸大学大学院で心理学を修めた院長が、お一人おひとりの不安や心の緊張にも丁寧に寄り添います。 「早く良くならなきゃ」という焦りからご自身を責めてしまうこともあるかもしれません。

しかし、当院が目指すのは「今の自分、そのままでいい」と心から思えるような、安心できる回復の土台づくりです。心と体の両方がフワッと緩んだとき、体が本来持っている回復力は一番発揮されやすくなります。

長引くお顔の違和感や、それに伴う心身の不調でお悩みでしたら、一人で抱え込まずに当院へご相談ください。

▼当院の顔面神経麻痺へのアプローチ・詳しい施術方針はこちらをご覧ください

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【このページの作成者】

豊田英一(とよだえいいち)

【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師

【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学専攻)

【認定資格・終了】
介護予防指導士
医療リンパドレナージセラピスト
感覚統合入門講習会応用コース修了

【所属団体】
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会 

アクセス

JR福間駅から徒歩15分 駐車場:有り 2台

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