【よくみられるケース】
◆独断で物事を決める傾向があり、相手に嫌われてしまう
◆過度なアプローチをして、相手に拒絶されてしまう
◆一度交際を断られただけで、過度に傷ついて消極的になってしまう
【解説】自分の一方的な思いで突き進みやすい
自閉スペクトラム症の特性のひとつに、人の気持ちの読みにくさがあります。
恋愛はお互いの気持ちの交流の上に成立するものですが、こうした特性があると、相手の心情を推し測ることができず、自分の一方的な気持ちで勝手に物事を進めてしまうことがあります。
LINEやメールなども、相手の都合を考えずに感情に任せて大量に送ってしまい、相手から嫌がられてしまうことがあります。
また、小さな衝突があったときに、謝ったり話し合ったりといったフォローがうまくできないために、交際が長続きしない人もいます。
【改善方法①】
◆相手の気持ちを確かめることが大切
何かを決める時は、「常に相手がどう思っているか」、「都合はどうか」などを確認しながら、相手の思いを尊重したり、配慮することが大切です。
電話で連絡を取る時も、相手の都合を考えた時間帯を選びます。
大量のLINEやメールを送ったり、相手の勤務先まで押しかけたりはしないようにします。
例
どこに出かけるか、食事はどうするかなどは、勝手に決めずにその都度相手の意志を確認する。
✖️「ぼくはタイ料理が食べたいです」
◯「あなたは何が食べたいですか?」
【改善方法②】
◆信頼できる同性に相談する
交際の申し込み方やタイミングなど、わからないことは信頼できる同性のきょうだいや友人にそうだんしましょう。
恋愛に失敗は起こりがちですが、一度のトラブルで関係が途絶えるわけではないので、謝ったり話し合うことで修復は可能です。
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