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鍼灸施術例

5年間続いた肩の痛み(心因性疼痛)の鍼灸施術例

5年間続いた肩の痛み(心因性疼痛)40代 男性 古賀市

来院までの経緯

5年前から右肩に痛みがあり、整形外科や接骨院に通っていました。

しかし、長い間病院に通っても変化を感じにくく、「肩に不安を抱えたまま仕事をしたくない」いという気持ちが強くなっていました。

右肩が「引っ張るような痛み」、「強張るような痛み」、「ピリピリするような痛み」があるが、どのような動作のときに痛みが出るのかはよく分からないとのことでした。

最近、会社で部署転換があり、初めての仕事や人間関係に慣れない状態でした。

うつ病の経験もあり、「肩の施術に加えて、心身のバランスを崩さないように(うつ症状が再発しないように)サポートして欲しい」と来院されました。

初回来院時のお悩み

・肩の痛みを何とかしてほしい

・仕事中、重いものを持ち上げるのが怖い

・うつ病の再発を避けたい

・寝つきが悪く、朝起きると汗でびっしょりになっている

初回来院時の心身の評価

・肩の可動域は、ほぼ問題はありませんでした

・痛みの再現性はなく、肩をぐるぐる回して「痛みを探している」ご様子でした

・東洋医学の体質は「気虚タイプ」で、全身のエネルギーが不足していて、疲れやすい体質です

・痛みがない日でも「今日はたまたま調子が良かっただけだから」と否定的に考えてしまう「マイナス化思考」がみられました

・「思い悩み」の感情がみられました

鍼灸施術の経過

初回 


「肩周囲の痛みを和らげる」、「精神の安定」
を目的とした鍼灸施術を行いました。

まず、肩周囲の気の流れを良くするため、手足の鍼を行いました。

そして、腹部のお灸と首回りの鍼をしました。

最後に、全身の指圧とストレッチを行いました。

肩のセルフケアをお伝えしました。

「肩の痛みが減っている」とのお話がありました。

2回目 

肩関節に問題がないことを理解していただくために、可動域を広げる鍼灸施術を加えました。

「肩の痛みが減って動きが軽くなっているので、本当に良くなるかもしれない」とお話しされました。

3~4回目(週1回の来院) 

肩の可動域はほぼ正常ですが、

「痛みは少し弱くなっているが、まだまだ気になる」とのことです。

また、「寝る前に肩を回して、少しでも痛みがあれば不安で眠れない」ともおっしゃっていました。

最初、何らか肩の痛みが生じる原因があったと思われますが、その後数年間、常に痛みのことばかり考えることで、脳が痛みに敏感になりすぎている(痛みの悪循環に陥っている)ことが問題だと考えました。

つまり、「痛みに意識が過剰に向くことで、自ら痛みを引き出している状態」と言えます。 そこで、痛みに固執した思考を整理するカウンセリングを開始しました。

ご自宅では、「痛みへの不安が高まったときのセルフケア」を行うようお伝えしました。

5~10回目(週1回の来院)

肩の痛みは、仕事や生活している中では気にならない程度に落ち着いてきました。

たとえ痛みがあっても、「だからといってたいしたことではない」と考えるようになったとのことです。

精神面において、「自分の考え方を変えたい、イヤなことばかり考えてしまうことをやめたい」とご要望。

痛みだけでなく、ネガティブなことに固執しやすい思考のクセを見直すことがポイントでした。

現在

月1回のペースで来院。

「今は良い状態なので維持したい」とご要望され、

心身の健康と思考のクセを整えるために来院されています。

※通院に関する判断は、主治医と相談しながら進めることが大切です。
※経過には個人差があります。

【このページの作成者】

自律神経専門の鍼灸院「鍼灸指圧豊田治療院」院長、豊田英一の写真

豊田英一(とよだえいいち)

【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師

【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学専攻)

【認定資格・終了】
介護予防指導士
医療リンパドレナージセラピスト
感覚統合入門講習会応用コース修了

【所属団体】
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会 

アクセス

JR福間駅から徒歩15分 駐車場:有り 2台

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