半年前から、頭痛や倦怠感、ホットフラッシュなど更年期障害の症状が続いていました。
朝起きてもスッキリせず、仕事から帰ってきてもグッタリしてなかなか動けませんでした。
病院では、「更年期障害でしょう」と言われましたが、
「以前していたホルモン療法がつらかったので、薬を飲みたくない」、
「東洋医学でなんとかならないでしょうか」と来院されました。
・後頭部の神経を触るような頭痛
・目の奥が痛むような頭痛
・朝、スッキリ感がない
・仕事から帰ってきて、ぐったりして動けない
・「ふわー」とするめまい
・ホッとフラッシュ(ほてりのぼせ)
・のどのつかえ感
・家でつらい顔をしたくない
・典型的な更年期障害の症状がみられました
・東洋医学の体質は「陰虚タイプ」で、ストレスや過労で全身の潤いが不足している体質です
・責任感が強くて、「仕事や家事は、自分がしっかりしなければいけない」と自分の行動に「べき思考」という考え方のクセがみられました
・抑え込んでいる感情は、「怒り」が表れていました
まずは、「一番つらい頭痛を改善する」鍼灸治療を行いました。
頭痛がひどい後頭部や前頭部の気の流れを良くする鍼を行いました。
子宮周辺を温めるために、下腹部に箱のお灸を置きました。
「久しぶりにリラックスできました」とのことです。
週2回のペースで来院
初回と同様の鍼灸治療を続けました。
「仕事が忙しくても、後頭部や目の奥の頭痛はしなくなりました」とのことです。
倦怠感やめまい、ホットフラッシュは残っています。
週1回のペースで来院
頭痛が治まったので、
「自律神経と女性ホルモンのバランスを整え、体質を改善する」鍼灸治療を開始しました。
のどのつかえ感はなくなりました。
「最近、全てのことを自分がしなくても、誰かに助けてもらってもいいかなと思えるようになりました」とのことです。
週1回のペースで来院
めまい、ホットフラッシュの症状が落ち着き、舌の状態も良くなってきました。
「朝の目覚めが良く、仕事から帰ってきてもすんなり家事ができるようになった」とのことです。
心身のケアのため、月1回のペースで来院。
「切羽詰まることがなく、日常でもゆったりいられるようになりました」とのことです。
更年期は、親の病気や介護、子供の独立などで忙しくて自分のことを考える余裕がありません。
多少体調が悪くても、自分のことは後回しになっている方が多いと思います。この方もご家族の病気のことで走り回っていました。
「家では笑顔でいたい」がこの方の一番のご要望でした。
私は、「笑顔は連鎖する」信じています。
つらい更年期でも笑顔でいることができれば、ご家族の笑顔も増えてくるでしょう。
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