【よくみられるケース】
◆人の会話の中に割り込んでしゃべってしまう
◆高額な買い物や重大な契約をよく考えずに決めてしまう
◆車の運転で安全確認をうっかり忘れてしまうことがある
【解説】 発達障害の特性が原因
ADHDの特性のひとつに、「衝動性」があります。
衝動性が強いと、相手が話している最中でも言いたいことが頭に浮かぶと言葉が出てしまうことがあります。ひとたび思いつくと、実行せずにはいられなくなるのです。
その結果、店員にすすめられるままに高額な商品を躊躇なく買ったり、重大な契約をしてしまって後悔するケースがあります。
自閉スペクトラム症の特性がある人は、相手の話の意図を理解できないことから、セールストークをそのままに受け取ってしまい、同じような事態になる場合があります。
【改善方法①】
◆衝動的に話さないように習慣づけをする
話したいと思ったことをすぐ口に出してしまう場合は、数秒間我慢して衝動を抑えるトレーニングをしましょう。日頃から意識していると少しずつできるようになってきます。
また、話始める時は、いきなり本題に入るのではなく、「ちょっと話してもいいですか」と了承を得てから話すといいです。
【改善方法②】
◆大事なことは即決しない
買い物をしながら高額な物が欲しくなった時、「すぐに買わない」、「いま契約しない」ことが重要です。
その場では買わずに、一晩よく考えてから決めるようにしましょう。
また、ひとりでは決めず、家族と相談してから最終的な結論を出すことも大切です。
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