【よくみられるケース】
①押しの強い男性に「ノー」が言えず、付き合ってしまった
②最初は優しく見えたが、付き合い始めたら暴力をふるったり、お金を要求したりする
【解説】相手の真意を推し量ることが苦手
自閉スペクトラム症の特性がある人は、人の気持ちを読むことが苦手なため、男性が恋愛感情をもって自分に接しているのかどうか判断が難しい場合があります。
親切にしてもらったときに自分に好意があると思い込んで接近しすぎたり、自分の一方的な思いだけで相手の気持ちを確かめることなく近づいてしまい、嫌われてしまうこともあります。
また、世の中には女性を利用しようと企んでいる人もいますが、そういった真意を読めず、甘い言葉にだまされてしまうこともあります。
暴力を受けたり、性的被害、金銭的被害を被ったりするおそれもあるため、困った時に相談できる支援者が必要です。
【改善方法】
◆恋愛関係を発展させる前に、信頼のおける人に相談する
好きな人ができ、その人と恋愛関係を続けていくためには、まず自分の特性について相手によく知ってもらうことが重要です。
さらに、相手が信頼のおける人かどうか、自分で見極めることは難しいですから、信頼のおける人などに相談しましょう。
暴力や金銭問題を未然に防ぐことが求められます。
◆出会って間もない段階で、重大な決断はしない
◆相手の男性から性的な関係、結婚、借金などを迫られたときには、自分ひとりで判断を決めずに、身内などに相談する
◆SNSのみの付き合いはしない
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