【よくみられるケース】
①夜泣きがひどい、発達が遅いなどに悩まされる(乳児)
②言うことを聞かないので、イライラして当たってしまう(乳児)
③子どもの遊びに付き合うのが、退屈で苦痛に感じる(幼児)
④宿題をするよう声かけするのが面倒(小学生以降)
⑤自分の育て方が悪いのではないかと責任を感じてしまう
【解説】自分のペースを乱されたくない
自閉スペクトラム症の特性がある人は、自分のペースにこだわりをもっていることが多く、それを乱されることに大きなストレスを感じます。
例えば、赤ちゃんの夜泣きや頻回な授乳に悩まされたり、幼児の他愛ない話や幼稚な遊びに付き合うのが苦痛に感じるかもしれません。
それでも親の責任として付き添い、見守らなければならないことが非常に重荷になる可能性があります。
子どもも発達障害を抱えている可能性があり、その場合は母子間のトラブルが起きやすいと考えられます。
【改善方法】
◆自分ひとりで育てようと思わず、「適度に離れる」ことも大切
子どもの世話をひとりで背負いこまないことが重要です。
パートナーや実家の両親、きょうだい、友人など頼れる人をできるだけ巻き込んで支援してもらいましょう。
また、地域の福祉サービスや保育園の利用も検討することもできます。
子どもと24時間一緒にいることは、誰にとってもストレスになりえます。
適度に距離をおくことが大切です。
①自治体や保育園が実施している一時保育サービスを活用する
②託児所付きの図書館などを利用する
③新生児訪問や定期検診で保健師や医師に悩み事を相談する
④経済的に余裕があれば、ベビーシッターを利用する
⑤自分なりのストレス発散法を見つけて実践する
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