「あの人が不機嫌なのは、私が何かしたからかもしれない」 「職場の空気が悪いと、とにかく自分が謝らなきゃと焦ってしまう」 「トラブルが起きると、直接関係なくてもまず自分を責める」
もしあなたが今、このような息苦しさを抱えているなら、慢性的な胃痛や動悸といった自律神経の不調は、「すべての責任を背負いすぎる」という心のクセが限界を知らせるサインかもしれません。
今回は、心理学の視点から「過剰な自責」がどのように自律神経を乱すのかをお話しします。
「すべて自分が悪い」と結びつける考え方のクセ
心理学や認知行動療法では、自分に直接の原因がない出来事まで「私のせいだ」と結びつけてしまうことを「自己関連付け(過剰な自責)」と呼びます。
周囲への思いやりが深く、責任感の強い方ほど、他人の感情や起きたトラブルの責任を、無意識にすべて自分の肩に乗せてしまいます。
しかし、他人が不機嫌なのは、単にその人の体調が悪いだけかもしれません。それなのに「私のせいだ、こんな自分はダメだ」と常に自己否定の刃を自分に向け続けることで、心は休まる暇なく傷つき続けているのです。
「見えない責任」の重圧が自律神経を圧迫する
では、なぜこの「自己関連付け」が自律神経の不調を引き起こすのでしょうか。
「自分が何とかしなきゃ」「私が悪かったんだ」と常に自分を責めている時、脳は「私は攻撃されるかもしれない危険な状態だ」と判断し、交感神経(活動モード)を過剰に働かせます。 見えない巨大な責任の重圧を1人で背負い続けていれば、無意識に呼吸は浅くなり、胃はキリキリと痛み出します。
あなたの体の不調は、決して「ストレスに弱いから」ではありません。他人の分の荷物まで背負い込み、心と体が限界を超えてしまった必然的な結果なのです。
背負いすぎた荷物を下ろし、深く息を吐ける場所
「私が我慢すれば丸く収まる」。そうやって自分を犠牲にする長年のクセは、1人ではなかなか手放せません。
当院では、過剰な自責で押しつぶされそうになった心と体を、優しく解きほぐすサポートを行っています。
心理カウンセリングで「境界線」を引き直す
神戸大学大学院で心理学を修めた院長が、約100分の初回枠で丁寧なカウンセリングを行います。
あなたが背負っている膨大な荷物の中から、「自分の責任」と「他人の責任」の境界線を一緒に整理していく作業です。「これは私のせいじゃなかったんだ(自己受容)」と気づくことで、心の重圧を専門的に取り除きます。
鍼灸施術で「縮こまった体」を解放する
自分を責めやすい方は、無意識に「ごめんなさい」と謝るように背中を丸め、胸や胃の周りがガチガチに緊張しています。
自律神経専門の鍼灸で、この縮こまった筋肉と神経の緊張を強制的に緩め(副交感神経を優位にし)、新鮮な空気が胸いっぱいに吸い込める状態へと導きます。呼吸が深くなると、不思議と心もふっと軽くなるのです。
「もう、自分ばかりを責めて生きるのは苦しい」 もし少しでもそう思われたなら、いつでも当院にご相談ください。
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自律神経失調症セルフチェック
【このページの作成者】

豊田英一(とよだえいいち)
【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師
【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学専攻)
【認定資格・終了】
・介護予防指導士
・医療リンパドレナージセラピスト
・感覚統合入門講習会応用コース修了
【所属団体】
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会
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