あなたのまわりに、自己犠牲的で周囲に気を使うタイプの方がいらっしゃると思います。
愛想が良くて、嫌な思いをしても自分の感情を抑えてほかのみんなと合わせようとする。いわゆる「いいひと」です。
このタイプの方は、ストレスを発散することが出来ず、免疫力が低下するので、心身不調になりやすいといわれています。
心理学では「タイプC行動パターン」と分類されますが、用語になじみがないのでここでは「自己犠牲型」と呼びます。
自分の感情を抑える、気を遣いすぎ、権威に従順などの特性があります。
8項目以上が当てはまれば、あなたは「自己犠牲型」の性格といえるでしょう。
12項目以上なら、心身の健康に注意してください。
▢ がまんしきれずに怒りだすことはめったにない
▢ 人間関係の中で、自分は他人よりも劣っていると感じることがよくある
▢ 昇給を求めたり、人に助力を頼んだりしなくてはならないとき、不安な気持ちになる
▢ 自分を主張するほうではないと思う
▢ 自分自身の要求より、家族や友人、恋人の要求を優先しがちである
▢ 頼みごとをされたら、気が向かなくてもやってしまう
▢ 権威のある人に立ち向かうのは難しい
▢ 仕事でも遊びでも、他人と競争したくない
▢ 親しい間柄の人たちに、感情的に身体的に傷つけられたと感じたことがある
▢ めったなことでは腹を立てない、何ごとも冷静に受け取るほうである
▢ あまりにも感情的になっていると感じると、できるだけ早く気を鎮めようとする
▢ 自分の人生には、彩りや興奮や意義が欠けていると感じることがある
▢ 親しい人との関係は悪くはないが、ときどき何か足りないと思うことがある
▢ 私が強気に出すぎると、人は私を拒絶するだろう
▢ 他人からナルシストだ、自己中心的だと思われたくない
▢ いつも前向きなのが大事で、ものごとがうまくいかなくても、落ち込んだり、悲しがったり、腹を立てたりしない
上記のチェックシートは、リディア・テモショック、ヘンリー・ドレイア「がん性格 タイプC症候群」(創元社)を参考に作成しました。
「自己犠牲」の方は、いつも自分の感情を抑えているのでストレスを溜めやすく、心身に症状が起こりやすいです。
頭痛
気管支喘息
胃腸障害
咽喉頭異常感症
自律神経失調症
がん
※「タイプC行動パターン」は、がんと関連があるという研究報告もあります
抑うつ
不眠
不安
焦燥感
人付き合いでストレスを溜め込みやすい
誰とでも上手に人間関係を構築できるため職場では重宝もされるが、リーダーには選ばれにくい
マインドフルネスの基本は瞑想で、「今、ここ、ありのまま」を感じることを目的とした治療法です。
マインドフルネス呼吸法によって、ストレスや抑うつが低減することが分かっています。
副交感神経に影響し、「気分が落ち着き、頭が無になった」「自分を責めすぎない、ポジティブ思考になった」などの効果があります。
「NHK健康チャンネル」にてやり方が紹介されています。
自律神経失調症は精神的ストレスと関係しているので、薬を飲んでもなかなか改善されないことがあります。
他人を傷つけないために、自分の気持ちを抑えて我慢をしている方ほど苦しんでいるようにみえます。
「薬を飲んでも治らない」「検査しても原因が分からない」とさらに不安が高まり、症状がますます悪化してしまいます。
自律神経失調症は、心身両面の改善が必要です。
心理学を取り入れた鍼灸治療は、他院にはない当院だけの技術であると自負しています。「薬を飲んでも治らなかった自律神経失調症」を解決して、あなたが自分らしく生きることができるように全力で施術させていただきます。
あきらめずに私にご相談ください。
院長は、東洋医学のほかに解剖生理学、病理学などの単位を鍼灸師養成校で取得しています。また、ASD、ADHDを支援する感覚統合の知識を有しています。
大学院では心理学を学んでおり、「繊細で複雑な人間の心」を経験だけでなく学問を通して理解を深めています。
心身不調に対する施術は、身体だけでなく心にも精通する必要があります。
確かな心理学の知識に基づいた鍼灸施術で、あなたの心身の不調を改善できるよう努めます。
原因不明の症状で悩んでいる方の多くは、無意識のうちに本当の自分を抑えています。
心の奥に抑えている「怒り」「思い悩み」といったネガティブ感情が、自律神経を乱す原因となっています。
当院では、あなたが自覚していない感情を見極めて鍼灸治療を行うので、「薬を飲んでも治らない不調」が解決できます。
睡眠は自律神経と関係しています。
睡眠の質が低いと、つらい自律神経症状が現れます。さらに、思考の視野が狭くなるので、何でも悪い方向に捉えて同じことをぐるぐる考えてしまいます。
心理学的アプローチと鍼灸を併用して、睡眠の質を向上させていきます。
不安や悩み事があると、身体に不調として現れやすい体質があります。
このような体質の方は、たとえ精神的に不安定になっても不調にならないような体質に変えることが大切です。
「自分を苦しめる考え方」をしていると、自律神経はどんどん乱れていきます。
自律神経を整えるためには、思考のクセを改善する必要があります。
しかし、考え方の癖を自分で修正することはなかなかできません。マイナス思考を改善して、自己肯定感が高まるようにサポートをします。
気分の落ち込みが激しい場合は、心理学のワークをお渡しします。
自律神経症状の原因は、何十年と続けてきた生活習慣や思考のクセが関係します。
例えば、「いつも緊張している」「すぐに不安になる」「睡眠の質が悪い」「すぐにネガティブに考えてしまう」など。
日常習慣や思考のクセを少し変えるだけで、乱れた自律神経は回復します。
■心身の緊張をほぐすセルフケア
■寝つきが良くなるセルフケア
■脳疲労を回復するセルフケア
■感情をコントロールするセルフケア
■セロトニンを増やすセルフケア
などあなたに合ったセルフケアをご提案します。
心理的ストレスによる不調を改善するためには、他人を気にすることがない「静かな空間」が必要と考えています。
到着からお帰りまで、誰とも会わないように配慮しています。
また、当院は何台もベッドを並べている鍼灸院ではありません。1台のベッドで、お一人おひとりの症状に責任を持って施術をご提供しています。
数年前、車の運転中に息苦しくなり、1週間食事を摂ることができませんでした。それ以来、車の運転は怖くてできず、家の中でも発作が起こるようになりました。
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