【監修:鍼灸師(神戸大大学院 心理学修了)】
【所要時間:約50秒】全16問
チェックするだけで、合計点を自動計算します。
※結果判定の後に、心理学の視点から回復のヒントを解説
■各項目で、今の自分に最も近いものを1つ選んでください。
※チェックシートはリディア・テモショック「がん性格 タイプC症候群」(創元社)を参考に当院が作成しました。
0~7点
【自己犠牲の傾向は比較的軽めです】
周囲を気遣える一方で、無理をため込みやすい面もあります。
疲れやすさや我慢が続いていないか、日常を少し振り返ってみましょう。
8~11点
【自己犠牲の傾向が出ています】
自分の気持ちよりも周囲を優先しやすく、我慢や気遣いを重ねることで、知らないうちにストレスをため込みやすいタイプです。
これは責任感が強い、相手を思いやれるといった長所でもありますが、無理が続くと心身の負担につながることがあります。
まずは、どの項目が日常で起きやすいのかを振り返り、負担が大きい場面を整理してみてください。
12点以上
【自己犠牲の傾向が強い可能性があります】
疲れが抜けない、眠りが浅い、胃腸の調子が落ちる、緊張が続くなど、心身のサインが出ていないかを意識して、早めに休息やセルフケアの時間を確保しましょう。
※このチェックシートは医療的な診断ではなく、ご自身の心身の状態や考え方の傾向を整理するための目安です。つらさや不調が続く場合は、無理をせず医療機関(内科・心療内科等)にご相談ください。
自己犠牲とストレスの関係は?
自己犠牲的で、周囲に気を使うタイプの人がいます。
愛想が良く、たとえ嫌な思いをしても自分の感情をグッと抑えて、周りとの調和を大切にする、いわゆる「いい人」です。
しかし、このタイプの方は、知らず知らずのうちにストレスを溜め込みやすく、心身の不調を感じやすい傾向があります。
心理学では「タイプC行動パターン」と呼ばれることがありますが、少し馴染みのない用語かもしれません。そこで、ここでは「自己犠牲型」と呼ぶことにします。
「自己犠牲型」の特徴は?
自分の感情を抑える、気を遣いすぎる、目上の人や周囲の期待に従いやすいなどの傾向があります。
✔ 本音を話すことが苦手
✔ 他人からの要求に応えようとして、気を遣いすぎる
✔ 争いごとを避けがち
怒りを感じにくく、自分の怒りの感情に気づきにくい✔
✔ 他人を優先して、自分のことを後回しにする
当てはまる項目が多いほど、ご自身の心と身体に無理をさせているサインかもしれません。では、なぜこのような「自己犠牲」が、自律神経の乱れや疲労につながるのでしょうか?
「感情の我慢」が、脳を疲れさせている
自己犠牲型の人は、周りの空気を悪くしないために、自分の「怒り」や「不満」といった感情を無意識にグッと飲み込んでしまいます。
しかし、感情を抑え込むこと自体が、実は脳にとってものすごくエネルギーを使う作業なのです。
この見えないストレスが毎日続くと、心だけでなく脳そのものがヘトヘトに疲れてしまう「脳疲労」を起こしてしまいます。
「私が悪いんだ…」と自分を責めてしまう理由
脳が疲労してしまうと、認知心理学でいう「心の余裕」がなくなってしまいます(心理的視野狭窄)。脳の司令塔(前頭前野)がうまく働かなくなり、感情のコントロールができなくなるのです。
その結果、少しのトラブルでも「すべて自分が悪いんだ」と思い詰めたり、過去の嫌な出来事が頭の中をぐるぐると回り続けたりしてしまいます。
これはあなたの性格がネガティブになったわけではなく、脳が疲れて「心に余白」がなくなっているサインなのです。
自律神経が乱れると、免疫が落ちて体が悲鳴をあげる仕組み
心が常に「周りに気を遣う」という緊張状態にあると、体を調整する「自律神経」も休まる暇がありません。
常に交感神経(緊張のスイッチ)が入りっぱなしになり、夜もぐっすり眠れず、疲れがどんどん溜まっていきます。
さらに、自律神経の乱れが長く続くと、体の「免疫」をガクッと落としてしまうことが分かっています。
免疫が落ちることで、普段はおとなしくしている体内のウイルスなどが悪さをしやすくなり、それが「原因のわからない強い疲労感」や「体の痛み」として現れることも少なくありません。
つまり、「心の我慢」が最終的に「体の不調」として爆発してしまうのです。
他人と比べて、自分の価値を決めていませんか?
過去と他人は変えることはできません。 他人のことを過剰に気を遣っても、その人があなたのことをどう思うかは、コントロールできないものです。
コントロールできないことに一生懸命になりすぎると、心身ともに疲れ果ててしまいます(心理学では「学習性無力感」と呼びます)。
これからは、他人軸ではなく、「自分軸」で生きてくことが大切です。少しずつでいいので、ご自身の気持ちを優先してあげてください。
※強い疲労感や気分の落ち込みなどが長く続く場合は、医療機関(心療内科や内科など)を受診し、適切な診断を受けることをお勧めいたします。
【点数が高い方へ】ストレスで生じやすい症状
高い数値が出た方は、ご自身が自覚している以上に、心身にストレスや疲労が蓄積している可能性があります。
そのまま無理を重ねてしまうと、以下のような症状が現れるリスクがあるため注意が必要です。
うつ病
長期間の過度なストレスによって心身のエネルギーが完全に枯渇し、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れて脳の機能が低下することで発症しやすくなります。
強い気分の落ち込みや不眠、これまで楽しめていたことに関心が持てなくなるなどの症状が現れます。
パニック障害
蓄積された疲労や精神的ストレスが限界を超えると、自律神経が過剰に反応し、誤作動を起こすことがあります。
危険がないにもかかわらず、突然の激しい動悸、息苦しさ、めまいなどに襲われ、強い不安感に恐怖する状態に陥ります。
顔面神経麻痺
過度のストレスや身体的な過労が蓄積すると、自律神経の乱れとともに免疫力が著しく低下します。これが引き金となり、体内の神経に潜伏していたウイルス(ヘルペスウイルスなど)が急激に再活性化し、顔面神経に炎症を起こすことがあります。
その結果、神経がダメージを受け、顔の半分が動かしにくくなるなどの麻痺症状を引き起こすリスクがあります。
「ただの疲れだろう」と放置せず、少しでも思い当たる不調がある場合は、症状が慢性化・重症化する前に早めに適切なケアを受けることが大切です。
当院の施術例
【このページの作成者】

豊田英一(とよだえいいち)
【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師
【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学専攻)

【認定資格・終了】
・介護予防指導士
・医療リンパドレナージセラピスト
・感覚統合入門講習会応用コース修了
【所属団体】
・公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
・公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会
このチェックシートで当てはまる項目が多い方は、優しさや責任感が強く、無理をしてでも周りを優先してきたのかもしれません。
でも、我慢が当たり前になると、心も体もずっと緊張したままになり、自律神経が乱れて不調が長引くことがあります。
当院では、鍼灸で自律神経の緊張を整えながら、心理カウンセリングでは、なぜ我慢してしまうのか、どうすれば楽になれるのかを一緒に考えていきます。
話すのが苦手でも大丈夫です。こちらから丁寧に伺いますので、安心してお話しください。
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JR福間駅から徒歩15分 駐車場:有り 2台