院長プロフィール

豊田 英一(とよだ えいいち) 

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院長

1975年生まれ

兵庫県出身

 

資格

・はり師

・きゅう師

・あんまマッサージ指圧師

介護予防指導士

医療リンパドレナージセラピスト

リンパ浮腫治療である「複合的理学療法」で、医療系の国家資格者のみ保有できる資格です。

感覚統合入門講習会応用コース修了

感覚統合療法は、ASDやADHDなど発達に課題がある方への「脳における感覚間の統合」という視点で分析し、治療的介入を行う療法です。

 

出身校

神戸大学大学院修士課程修了(心理学)

中和医療専門学校卒業

 

主な所属団体
ボランティア活動
  • 2014年から、がん征圧やがん患者支援の活動を行うリレー・フォー・ライフに毎年参加しています。一晩中歩いているがんサバイバーの方々に鍼灸やマッサージを行っています。募金活動にも取り組んでいます。

  • 福津市や古賀市の健康祭りで、鍼灸のボランティアを通じて東洋医学の普及に努めています。
  • 地元のボランティアグループに参加して、介護施設で傾聴活動を行なっています。

「一生の仕事」を探すことに決めた学生時代

20歳の頃、司馬遼太郎の世界観に惹かれて、自分の人生の主題に命を賭けるといった作品を繰り返し読んでいました。

若かったせいもあり、「せっかく生まれてきたのだから、何かの為に生きて死にたい」と本気で考えるようになりました。

司馬作品を通じて、「やると決めたら、自らの損得を考えないで実際に行動すべき」という陽明学の思想に出会いました。

この思想はどんなときでも純粋な気持ちで行動できるように、自らを私利私欲にとらわれない人間に成長することを重視しています。

私は自己の利益を考えてしまう俗物的な自分が嫌いだったので、陽明学が説く純度の高い人間像に深く感銘を受けました。

その頃には、ある金融系の会社から内定をもらっており、卒業後は順調に社会人生活を送る予定でした。

しかし、陽明学の思想に触れるにつれて、「自分の人生を捧げることができる仕事につきたい」という気持ちがしだいに強くなり、その想いを貫くため内定を辞退しました。

「普通はちゃんと働くよね」という価値観への反発と悩み

大学卒業後、アルバイトをしながら「自分は何者か、どのような仕事をすべきか?」を模索していました。

しかし、私の生き方は周囲に理解されませんでした。

普通はちゃんと正社員で働くよね
ええ歳なんやからちゃんと働けよ
逃げるなよ
ラクな生き方をしてるよな
甘いよね
人生、なめてるの
おまえ、社会不適合者やな

「普通の生き方」をしていない私は、「ダメな人間」「価値がない人間」なのかと悩みました。

しかし、自分の人生は自分が決めるものであり、他人に評価されたくはないと反発しました。

そのころ、「人間とはなにか」について考えることが多くなり、心理学から人間理解を深めようと大学の受験勉強を始めました。

人間理解を深めるために大学院へ

神戸大学にて、研究の合間に

心理学を学ぶため、再び大学に入り、大学院まで進みました。そこで、社会心理学の理論に出会いました。

社会生活を続けることで、「自分は何者か」という証明がなされ、アイデンティティが保たれるという理論です。

つまり、「社会に自分の居場所」がなくなると、自分の価値を見失い、自己否定するところまで陥ってしまうことを説明しています。

この理論は、「普通の生き方」をしていない私のもやもやとした気持ちを明確に説明してくれました。

「心と身体」を改善できる鍼灸師になると決意

愛知県一宮市で、鍼灸院開業

心理学を通じて、繊細で複雑な人間の心への理解を深めた後、偶然介護の仕事に携わることになりました。

そこでは、ケガや病気で身体の自由が失われていくにつれて心が病み、「その人がその人でなくなっていく」過程を目の当たりにしました。

他人に下の世話をしてもらわざるを得なくなった自分を許せず、そんな現実を受け入れることができなくて、心の病気になった方がいました。

また、寝たきりになったため認知症が進んで、自分の大便で遊んでいる方もいました。

このような経験から、「心と身体はつながっているんだ」ということを強く実感しました。

そして、心身の両面を改善できる鍼灸師を一生の仕事にすることを決めました。

技術の研鑽を経て、鍼灸院を開業

夜間対応をしていました

鍼灸の専門学校在学中、オリンピックアメリカ代表チームの帯同鍼灸師の勉強会などに参加して、実践的な鍼灸技術を学びました。

国家資格取得後、愛知県一宮市で鍼灸院を開業しました。3年後、親の介護のため福津市に移転。

開業当初から、心理学と鍼灸を組み合わせたオリジナルの施術法で、自律神経失調症、原因不明の痛み、顔面神経麻痺、精神的ストレスによる不調(頭痛、眠れない、疲れがとれない、イライラする、耳なりがうるさい)を抱える方の悩みに応えてきました。

現在、職場や人間関係になじめず、心身のバランスを崩して自律神経の不調で悩んでいる「大人の発達障害」の方たちへの施術に取り組んでいます。

想い

はじめまして、院長の豊田 英一(とよだ えいいち)です。

あなたに、体調不良であってもなんとか仕事や家事を続けていただきたいと思っています。

「社会に自分の居場所」がなくなると、自己否定を繰り返して、心の健康が失われるからです。

私が影響を受けた心理学のお話をします。

体調不良によって仕事や家事から離れて「社会に自分の居場所がない」と感じると、自分の価値が分からなくなり、自分を大事にする気持ち(自尊心)が失われてきます。

そして、社会から孤立した状態が続くと、「自分は役に立たない、ダメな人間だ」とだんだん自分を否定的に考えるようになってきます。

私は自分の想いを追求するため、30歳を過ぎても「ちゃんとした社会人」をしていなかったので周りから、

「ええ歳なんやから、ちゃんと働けや」

「おまえ、社会不適合者やな」

など否定的なことを言われて悩みました。

もちろん自分の価値は自分で決めるものですが、人間は弱いので、他人との比較で自分の価値を決めてしまうことがあります。

自己否定ほど苦しくてつらいものはありません。あなたにそのようなつらい思いをして欲しくないです。自己肯定感を高めて、「私は私のままでいい」と思っていただけるように、全力で施術をさせていただきます。

もし、おひとりで悩んでおられましたら、あきらめずに私にお話しください。

 

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