「私は本当にダメな人間だ」 「どうせ私なんて、価値のない存在なんだ」 「1度失敗した私は、もう一生負け犬だ」
もしあなたが今、このような重苦しい言葉で自分自身を縛り付け、身動きが取れなくなっているなら……。朝起き上がれないほどの疲労感や、息が詰まるような自律神経の不調は、「自分にひどい名札を付ける」という心のクセが限界を知らせるサインかもしれません。
今回は、心理学の視点から「レッテル貼り」がどう体を重くするのかをお話しします。
「私は〇〇な人間だ」と決めつける考え方のクセ
心理学や認知行動療法では、たった1つの出来事やミスから、「自分は〇〇な人間だ」と完全にネガティブな名札を自分に貼り付けてしまうことを「レッテル貼り」と呼びます。
例えば、仕事でミスをした時、「今回はやり方を間違えた」と出来事だけを反省するのではなく、「だから私は『無能な人間』なんだ」と、自分という存在そのものを全否定してしまいます。
真面目で責任感が強い方ほど、この重くて冷たいレッテルを自らの胸に貼り、その言葉通りに「価値のない自分」として振る舞い、どんどん自己否定の闇を深くしてしまうのです。
重いレッテルの呪縛が、自律神経を押しつぶす
では、なぜこの「レッテル貼り」が自律神経の不調を引き起こすのでしょうか。
「私はダメな人間だ」「私は愛されない存在だ」という強烈な言葉を毎日自分に浴びせ続けている時、脳は「自分は生きていく価値がない、危険な状態だ」と極度のストレスを感じます。すると、交感神経(活動モード)が限界を超えて働き、やがて強制終了するようにエネルギーが枯渇します。
重いレッテルを何枚も貼り付けた体は、まるで目に見えない鉄の鎧を着ているようにガチガチに固まり、慢性的なダルさや息苦しさを生み出します。
あなたの体が重いのは、「怠けているから」ではありません。自分自身に突き刺した鋭い言葉の数々が、心と体のエネルギーを完全に奪ってしまった必然的な結果なのです。
自分を縛る名札を外し、身軽な体を取り戻す場所
「自分を責めるのをやめよう」。そう頭では分かっていても、長年貼り続けて肌と同化してしまったレッテルは、1人ではなかなか剥がせません。
当院では、呪いの言葉で重く沈んだ心と体を、優しく軽くしていくサポートを行っています。
心理カウンセリングで「レッテル」を1枚ずつ剥がす
神戸大学大学院で心理学を修めた院長が、約100分の初回枠で丁寧なカウンセリングを行います。
あなたが自分に貼り付けた「ダメな人間」という名札の裏側を一緒に確認し、「今回はただミスをしただけ(自己受容)」と、出来事とあなた自身の価値を切り離すプロセスを専門的に伴走します。
鍼灸施術で「鉄の鎧」のように固まった体を脱ぎ捨てる
自分にネガティブなレッテルを貼っている方は、無意識に体を丸め、背中や肩に「鉄の鎧」のような重い緊張を抱えています。
自律神経専門の鍼灸で、この深く固まった筋肉と神経の緊張を強制的に緩め(副交感神経を優位にし)、ふっと肩の荷が下りたような軽さを取り戻します。体が軽くなると、不思議と「私、そんなにダメな人間じゃないかも」と、心に貼られた名札も剥がれやすくなるのです。
「もう、自分をひどい言葉で痛めつけるのは疲れた」 もし少しでもそう思われたなら、いつでも当院にご相談ください。
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【このページの作成者】

豊田英一(とよだえいいち)
【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師
【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学専攻)
【認定資格・終了】
・介護予防指導士
・医療リンパドレナージセラピスト
・感覚統合入門講習会応用コース修了
【所属団体】
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会
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