「褒められても、どうせお世辞だと裏を読んでしまう」 「上手くいっても、たまたま運が良かっただけで実力じゃない」 「良いことがあると、逆に悪いことが起きる気がして不安になる」
もしあなたが今、このような息苦しさを抱えているなら、夜眠れない不眠や、いくら休んでも取れない慢性的な疲労感は、「マイナス化思考」という心のクセが限界を知らせるサインかもしれません。
今回は、心理学の視点から「良いことすら否定してしまうクセ」がどのように自律神経を乱すのかをお話しします。
「すべてを否定する色メガネ」という考え方のクセ
心理学や認知行動療法では、良い出来事やポジティブな経験を「まぐれだ」「そんなの価値がない」と自ら打ち消してしまうことを「マイナス化思考」と呼びます。
自分に自信が持てない方ほど、まるで黒い色メガネをかけて世界を見ているように、どんなに明るい出来事も暗く変換してしまいます。
周りの人があなたを認めてくれても、「こんな自分じゃダメだ」と自分自身が受け取りを拒否し続けるため、心はいつまで経っても満たされず、深い自己否定のループから抜け出せなくなってしまうのです。
「常に最悪を想定する脳」が自律神経を疲れさせる
では、なぜこの「マイナス化思考」が自律神経の不調を引き起こすのでしょうか。
良いことが起きても安心できず、「どうせまた失敗する」「すぐに最悪なことが起きる」と常に構えている時、脳は「危険に備えろ」と交感神経(活動モード)を過剰に働かせます。
本来ならホッと一息つけるはずの場面や、夜ベッドに入ってからも不安な考えが頭を巡り、24時間ずっと気を張っていれば、やがて体はSOSを出します。
あなたの不調は、決して「性格が暗いから」ではありません。休むことを許さない思考によって、心と体が限界まで消耗してしまった必然的な結果なのです。
自分を認め、ぐっすり眠れる体を取り戻す場所
「もっとポジティブにならなきゃ」。そう焦るほど、できない自分をまた責めてしまいます。長年の心のクセは、1人ではなかなか手放せません。
当院では、常に不安で疲れ切った心と体を、優しく解きほぐすサポートを行っています。
心理カウンセリングで「受け取る」練習をする
神戸大学大学院で心理学を修めた院長が、約100分の初回枠で丁寧なカウンセリングを行います。
まずは、あなたが弾き返してしまった「ご自身の本当の価値」を一緒に拾い集める作業です。褒め言葉や良い出来事を「ありがとう」と少しずつ受け取れる(自己受容)ようにサポートします。
鍼灸施術で「考えすぎて熱を持った頭」を休める
マイナスな事ばかりを考え続けている方は、頭の血流が過剰になり、逆に手足は冷え切っています。
自律神経専門の鍼灸で、頭にのぼった熱をスッと下げ、全身の血流を穏やかに整えます。脳の興奮が鎮まり副交感神経が優位になると、不思議と不安な考えも落ち着き、深い眠りにつきやすくなるのです。
「もう、自分を否定し続けるのは疲れた」 もし少しでもそう思われたなら、いつでも当院にご相談ください。
>>当院の自律神経失調症へのアプローチと改善事例はこちら
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【このページの作成者】

豊田英一(とよだえいいち)
【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師
【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学専攻)
【認定資格・終了】
・介護予防指導士
・医療リンパドレナージセラピスト
・感覚統合入門講習会応用コース修了
【所属団体】
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会
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