「1回ミスをしただけで、次も絶対に失敗すると思い込んでしまう」 「あの人に怒られたから、私は誰からも嫌われているんだと感じる」 「『いつも』『絶対に』『どうせ』が口癖になっている」
もしあなたが今、このような絶望感や気力の低下を抱えているなら、その自律神経の不調は「たった1つの出来事をすべてに当てはめてしまう」という心のクセが原因かもしれません。
今回は、心理学の視点から「過度の一般化」がどう体を重くするのかをお話しします。
「1つがダメなら全部ダメ」という考え方のクセ
心理学や認知行動療法では、たった1度か2度起きただけの良くない出来事を、「これからもずっと同じように悪いことが続くに違いない」と結論づけてしまうことを「過度の一般化」と呼びます。
失敗を恐れる真面目な方ほど、「今回うまくいかなかったから、私は『いつも』失敗する人間なんだ」と、過去の1点だけを見て自分という存在のすべてにバツをつけてしまいます。
しかし、昨日の失敗が明日も起きるという根拠はどこにもありません。それなのに「どうせ次もダメだ」と自分を呪縛し続けることで、未来への希望を自ら断ち切り、深い自己否定の暗闇に落ちてしまうのです。
終わりのない絶望感が、自律神経から気力を奪う
では、なぜこの「過度の一般化」が、自律神経の乱れや重い疲労感を引き起こすのでしょうか。
「私はいつも失敗する」「誰も分かってくれない」と世界に絶望している時、脳は「これ以上行動しても無駄だ」と判断し、活動するためのエネルギーを強制的にシャットダウンします。
すると、自律神経のバランスが崩れ、朝起き上がれないほどのダルさや、何をするにも億劫な慢性疲労に繋がります。
あなたの体が鉛のように重いのは、「怠け者だから」ではありません。「これからもずっと悪いことが続く」という終わりの見えない恐怖と絶望に、心と体がエネルギーを吸い取られてしまった必然的な結果なのです。
過去の呪縛を解き、再び歩き出すための場所
「次こそは大丈夫」と思いたくても、過去の失敗からくる思考のクセは、1人ではなかなか塗り替えられません。当院では、「いつもダメだ」と諦めてしまった心と体を、もう一度優しく温めるサポートを行っています。
心理カウンセリングで「たまたま」を見つける
神戸大学大学院で心理学を修めた院長が、約100分の初回枠で丁寧なカウンセリングを行います。
「いつも」や「絶対」という思い込みのガチガチの結び目を一緒にほぐし、「今回は『たまたま』うまくいかなかっただけ(自己受容)」と、過去と未来を切り離せるようにサポートします。
鍼灸施術で「冷え切った体」にエネルギーを巡らせる
絶望感や無気力に包まれている時、人の体は活動を止め、手足や内臓が芯から冷え切っています。
自律神経専門の鍼灸で、このストップしてしまったエネルギー(気血)の巡りを再起動し、体をじんわりと温めます。体に温かさが戻ると、不思議と「もう少しだけやってみようかな」と心にも小さな火が灯るのです。
「もう、何をしても無駄な気がして疲れた」 もし少しでもそう思われたなら、いつでも当院にご相談ください。
>>当院の自律神経失調症へのアプローチと改善事例はこちら
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【このページの作成者】

豊田英一(とよだえいいち)
【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師
【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学専攻)
【認定資格・終了】
・介護予防指導士
・医療リンパドレナージセラピスト
・感覚統合入門講習会応用コース修了
【所属団体】
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会
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