電話で予約・相談 LINEで無料相談 いつでもWEB予約

突然の息苦しさ、動悸。パニック発作とは何が起きているのか

「息が吸えない」「心臓がおかしい」「このまま死ぬかもしれない」

突然そんな状態になり、救急車を呼んだのに、病院では「異常なし」と言われた。

そう聞いて、余計に不安になった方も多いのではないでしょうか。

この記事では、パニック発作のときに体の中で何が起きているのかを、できるだけ具体的にご説明します。

パニック発作は、こういう症状です


パニック発作では、次のような症状が突然あらわれます。

動悸、心臓がドキドキする
汗が出る
体や手足がふるえる
息切れ、息苦しさ
窒息しそうな感じ
胸の痛み、胸の不快感
吐き気、おなかの不快感
めまい、ふらつき、頭が軽くなる感じ
寒気、または体が熱くなる感じ
手足のしびれ、うずき
現実感がない、自分が自分でない感じ
気が変になりそうな恐怖
死ぬのではないかという恐怖

診断基準(DSM-5-TR)では、このうち4つ以上が突然あらわれ、数分以内に最も強くなるものをパニック発作としています。

そして多くの場合、そこから時間とともにおさまっていきます。

なぜ「死ぬかもしれない」と感じるのか


体は本当に反応しています


「気のせい」ではありません。動悸も、息苦しさも、しびれも、実際に体に起きていることです。

起きているのは、本来は身を守るための反応です。

人間の体には、危険を感じたときに「逃げるか、戦うか」に備える仕組みがあります。心拍を上げ、呼吸を速め、筋肉に血を送る。命を守るための、正常な働きです。

パニック発作では、危険がないのに、このスイッチが入ってしまいます。

息を吸おうとするほど、苦しくなる


息苦しさを感じると、多くの方は一生懸命に空気を吸い込もうとします。

ところが、そうすると呼吸が速く浅くなり、血液中の二酸化炭素が減りすぎてしまいます。その結果、めまい、手足のしびれ、頭がぼんやりする感じが出てきます。

そして「やっぱり何かおかしい」とさらに怖くなり、呼吸がもっと速くなる。 これが、発作が強まっていく仕組みです。

検査で異常が出ないのは、なぜか


検査を受けて体の病気が見つからず、そのうえでパニック障害と診断された場合、その発作は心臓や肺そのものの病気によるものではない、ということになります。

危険を知らせる仕組みが、危険のない場面で作動している状態だと考えられています。ですから、心電図やレントゲンを撮っても、臓器に異常が見つからないことがあります。

ただしこれは、検査を受けたうえでの話です。まだ調べていない場合は、次の項をお読みください。

まず、医療機関で調べてください


動悸や息苦しさは、心臓の不整脈、甲状腺の病気、低血糖など、体の病気で起こることもあります。

まだ検査を受けていない場合は、内科や循環器科でご相談ください。 体の病気が隠れていないかを確かめることが、最初の一歩です。

そのうえでパニック障害と診断された場合、2025年に公開された「パニック症の診療ガイドライン」(日本不安症学会/日本神経精神薬理学会)では、薬物療法と認知行動療法が中心とされています。

服薬中の方は、自己判断で薬を減らしたり中止したりせず、必ず主治医の指示に従ってください。

当院でできること


当院では、鍼灸で自律神経の過緊張をやわらげながら、心理カウンセリングで発作への受け止め方を一緒に整理していきます。

院長は神戸大学大学院で心理学を修めた鍼灸師です。体と心のどちらか一方ではなく、両方から見ていきます。

医療機関での治療と並行して受けていただけます。

※心と体の状態は一人ひとり違うため、改善の程度や期間には個人差があります。

>>当院のパニック障害の鍼灸はこちらへ

当院の施術例

施術例

毎日続くパニック発作
「何もできない自分」を責め続けた日々

30代 女性 嘉麻市

産後からのパニック発作で外出も困難に。「子供に我慢させたくない、普通の生活に戻りたい」とご相談に来られました。

施術例の全文を読む

来院までの経緯

数年前の産後を機に、車の運転中に突然息苦しく過呼吸になりました。それをきっかけに、家の中でもたびたび発作が起こるようになりました。

医師からは「パニック障害」と診断され、漢方薬や安定剤、頓服を服用していました。しかし、最近では発作が強くなり、何度か救急車で運ばれ、入院することもありました。

毎日、特に夕方になると発作の前兆として体の変化を感じるようになりました。息を吐こうとしても吐ききれず、いわゆる過呼吸の状態になり、みぞおち周辺の強い緊張を感じて押さえながらうずくまることが増えていました。

この状態が数時間続くこともあり、「子どもには苦しんでいる姿を見せたくない」と、毎日ひとりで部屋にこもっていました。

車の運転ができず、電車やバスにも乗れませんでした。日常的な外出も難しく、ひとりでスーパーに入ることもできず、母親に助けてもらっている状態でした。

病院に加えて整体や整骨院にも通っていましたが、変化を感じにくく、「いつも我慢させている子どものために、早く良くなりたい」と強く思い、当院にご来院くださいました。

初回来院時のお悩み

① 普通の生活を送りたい
普通の生活を送りたいと強く願っていました。

② 子どもにいろいろな経験をさせてあげたい
遠出をしたり、子どもにいろいろな経験をさせてあげられるようになりたいという思いがありました。しかし、発作への恐怖が強く、なかなか行動に移せない状態でした。

③ 生理前の不調を整えたい
生理前には症状が特に強くなりやすく、不安感や発作が出やすいことで体調が不安定になることが多かったため、その状態を整えていきたいと希望されていました。

初回来院時の心身の評価

① 発作の前兆に対する不安
喉や胃腸の不快感、浅い呼吸を発作の前兆として感じていました。

② 呼吸の乱れと不安の悪循環
呼吸が乱れるとその不安がさらに強くなりました。

鍼灸施術の経過

施術目的

施術では、自律神経のバランスを整えることに加え、パニック発作に対する捉え方を見直すことにも重点を置きました。

① パニック発作の受け止め方を見直す
パニック発作は「抑え込もう」とするほど緊張が高まり、症状が強まることがあります。そこでまずは、発作を無理に抑え込まず「受け入れる」という考え方に見直すことを重視しました。

② 予期不安との付き合い方を整える
予期不安への向き合い方が重要になるため、「次に発作が起こるかもしれない」という恐れにとらわれすぎないよう、感情との付き合い方や、落ち着きを取り戻す方法を意識していただきました。

③ 小さな成功体験を積み重ねる
できることを少しずつ増やしていくことは、自信を取り戻すうえで重要です。毎日の小さな成功体験を積み重ねることで、日常生活の見直しにつながりやすくなります。

施術内容

① 自律神経のバランスを整える鍼灸施術
過呼吸やパニック発作に関与する自律神経のバランスを整えるサポートとして、鍼灸施術を行いました。

② 喉・胸・お腹まわりの緊張に着目した鍼灸施術
喉や胃腸の不快感を「発作の前兆」として捉えやすい状態だったため、喉から胸・お腹まわりの緊張や巡りに着目し、気の流れを整える鍼灸施術を行いました。

③ 発作や予期不安に対するカウンセリング
カウンセリングを通じて、発作や予期不安に対する捉え方を整理し、考え方のクセを見直すサポートを行いました。

④ セルフケアの指導
日常生活の中で不安を和らげるためのセルフケア(呼吸法・リラックス法など)をお伝えしました。

1~6回目(週1回の来院)

心身ともにつらく、十分な睡眠がとれていない状態でした。

【考え方の変化】
初めて発作が起こってから数年間、「何もできない自分」を責め続けていました。

しかし、「病気の間はできなくても仕方ない」と、少しずつ今の自分を受け入れられるようになり、考え方が変化してたご様子でした。

7~18回目(週1回の来院)

風邪をひいて鼻水や咳がひどくなると、呼吸が乱れ、不安感が強くなるとのことでした。

発作は夜に起こることが続いていますが、以前よりも大きな発作に至る直前で落ち着ける日が増えてきたとのことでした。

睡眠についても、少しずつ眠れる日が増えてきたとのことで、体調にも回復の兆しが見られてきました。

また、頓服を服用しない日が増えてきたとのことでした。ご自身の中で「気持ちを落ち着かせる工夫」ができる場面が増えており、精神面の安定感が育ってきている様子がうかがえました。

さらに、月経周期も以前より整ってきたとのことでした。ホルモンバランスの変化は自律神経の状態にも影響することがあるため、体調管理の面でも良い方向が見られています。

【できるようになったこと】

パニック発作では、「できた」という小さな成功体験を積み重ねることが、自尊心や自信(自己効力感)を支える重要な土台になります。

  1. 実母に頼らなくても、家事をこなせるようになったとのことでした。
    「家族に迷惑をかけてきた」という気持ちがある中で、できることが増えたことは、自己肯定感や自尊心を支える大きな一歩になっています。
  2. 車を運転できました(ご近所周辺)
    以前は運転そのものが難しい状態でしたが、近距離でも運転できたことは「自分でできた」という実感につながる大きな進展です。
  3. ひとりで買い物に行けるようになったとのことでした。
    発作への恐れから外出が難しくなることがありますが、ひとりで買い物に行けたことは、自信の回復と「自分の力で生活できる感覚」を取り戻す一歩になります。
  4. 家族と一緒に電車に乗って、博多まで遊びに行ったとのことでした。
    遠出ができたことは、公共交通機関や人混みへの回避が和らぎ、社会的なつながりを楽しめる状態に近づいていることを示しています。

19~30回目(週1回の来院)

眠剤を使わなくても眠れる日が増えてきました。

「あんなに毎日続いていた発作が起きなくなり、本当に嬉しいです」と笑顔でご報告をいただきました。

【できるようになったこと】

  1. 当院まで約1時間、ひとりで運転して来院できるようになったとのことでした。
    外出時やひとりでの移動に不安が出やすい中で、運転して来院できたことは大きな前進です。
  2. お子さまの始園式に参加できました
    昨年はお子さまの式典に全て参加できず、つらい思いをされていたため、今回はご本人にとって大きな出来事となりました。
  3. 初めて発作が起こった場所にも、落ち着いて行けました
    過去に発作が起きた場所は不安が強く、避けたくなりやすいものです。恐れにとらわれすぎずに再びその場所へ行けたことは、「発作を無理に抑え込まず、起きてもやり過ごせる」という感覚が育ってきたことを示しています。
  4. 高速道路を運転して、他県まで家族旅行ができました
    長距離運転や高速道路は強い不安が出やすい場面ですが、家族旅行を楽しめたことは、生活の幅が大きく広がった変化です。
  5. 音楽コンサートを、離席せずに楽しめました(頓服は“お守り”として携帯)
    人混みや音の大きい環境では不安が高まりやすい中、安心材料を持ちつつも落ち着いて過ごせたことは、心身の安定が進んでいることを示しています。
  6. 大きなホールで、お子さまのピアノ発表会を観覧できました
    お子さまの成長を落ち着いて見守れたことも、日常の充実につながる大切な変化です。

※服薬の変更は、主治医と相談しながら進めることが大切です。

※経過には個人差があります。

施術例

「他人に嫌われたくない」という強い不安と過呼吸
(社交不安障害)

30代 男性 宗像市

昇進を機にプレッシャーが強まり、会社でも過呼吸が頻発。常に不安にとらわれ仕事に集中できない状態でご来院されました。

施術例の全文を読む

来院までの経緯

6年前から電車や大人数の飲み会で、動悸や息苦しさを感じていました。最近では管理職に昇進した頃から、過呼吸の症状が強くなっていました。

特に、大人数の前で話す機会が増え、社内プレゼンや社交的な場などで過呼吸が起きていました。

自宅だけでなく会社でも過呼吸が起こることで、精神的なストレスが次第に大きくなっていました。

最初に総合病院の循環器内科で検査を受けましたが、身体的には異常が見つかりませんでした。

次に心療内科で「社交不安障害」「パニック発作」と診断され、薬を服用していましたが、症状の変化を感じにくく、当院にご相談いただくこととなりました。

初回来院時のお悩み

① 症状のことを常に考えてしまう
症状のことを常に考えてしまい、仕事に集中できませんでした。過呼吸や動悸、息苦しさが日常的に起こり、業務に支障をきたしていました。

② 家庭内でもイライラ感が強い
家庭内でもイライラ感が強く、子どもに対して感情的に接してしまうことがありました。

③ 睡眠の質が低下している
寝つきが悪く、何度も目が覚めてしまうため、十分な休息が取れず、心身ともに疲労が蓄積している状態でした。

初回来院時の心身の評価

① 昇進が早かったことに対する不安と、自己評価のズレ
「自分が思う以上に能力が評価されている」と感じ、そのギャップがプレッシャーを増やしていました。

自分の弱い部分や怒りを他人に知られることへの強い抵抗感
感情を抑え込むことに過剰な負担を感じ、精神的に疲れているご様子でした。

「八方美人」であり続けることへの疲れ
自分を出すことへの不安や、期待に応えなければならないというプレッシャーが、精神的に追い込む要因となっていました。

④ 東洋医学的な評価
東洋医学的には、舌診から精神的な不安定さがうかがえました。

鍼灸施術の経過

施術目的

社交不安障害は、他人から否定的に評価されることへの不安や恐怖が背景として関与し、それが過呼吸、息苦しさ、動悸などの身体症状として現れることがあります。

この方の場合、自己否定感が強く、他人からの評価に敏感になりやすいことで、症状が悪化している可能性があると考えられました。特に、自分に対して過剰なプレッシャーをかけている状態でした。

そこで施術では、以下を重視しました。

自己受容感の強化
自分をありのままに受け入れられる感覚を育て、過剰な自己批判を減らしていくことを目指しました。

これを意識的に高めることで、社交不安の軽減と心身のバランスの安定を目指して施術を行いました。

施術内容

① 過呼吸を和らげ、心身の緊張を和らげる鍼灸施術
過呼吸の症状を和らげるため、心身の緊張をゆるめる鍼灸施術を行いました。自律神経のバランスを整えるサポートを行い、過度な緊張や不安が高まった際にも呼吸を落ち着かせやすくなるよう支援しました。

② 自己受容感を高めるカウンセリング
自己評価が低く、自己否定的な思考が強まりやすい点に対して、捉え方を整理し、自分を受け入れるための考え方を一緒に整えました。

③ 前向きな捉え方を育てる心理学ワーク
ネガティブ思考に偏りやすい場面で、捉え方の幅を増やすための心理学ワークを実施しました。

④ 過呼吸へのセルフケア指導
予防方法と、過呼吸が起きた際の対処方法をお伝えしました。

1~4回目(週1回の来院)

以前は過呼吸の症状について四六時中考えていたが、最近ではそのことを考える時間が徐々に減少してきたとのことです。症状に対する執着が薄れてきたことは、回復の兆しとして良い変化でした。

過呼吸が起こる回数は大きく変わらないものの、以前より症状が軽く感じるようになったとのことです。

また、毎日服用していた頓服の使用頻度が、現在では2日に1回ほどに減ってきました。ご本人の中で自己調整の工夫ができる場面が増えてきたご様子でした。

5~9回目(週1回の来院)

過呼吸の回数は週1回まで減少しました。

多くの人が集まる花火大会に行った際も、少し緊張を感じる程度で過ごせたとのことです。普段の生活でも不安が少しずつ和らいでいる実感が出てきたご様子でした。

また、睡眠の質が向上し、途中で目が覚めることがほぼなくなりました。良質な睡眠は日中の精神状態にも良い影響が出やすいです。

仕事中に過呼吸が「起きそう」と感じても、落ち着いて対処できる場面が増えてきました。緊張や不安への向き合い方が整ってきたご様子でした。

さらに、仕事に対する捉え方が前向きに変化し、自信を持って取り組めるようになった点も大きな変化でした。

10~12回目(週1回の来院)

過呼吸は起こらない状態が続きました。

以前は家でも常に緊張してピリピリしていましたが、今では帰宅後にリラックスし、子どもと遊ぶことが楽しみになったとのことでした。

また、奥様から「顔の表情が柔らかくなり、笑顔が増えたね」と言われたそうです。内面の変化が表情にも現れてきたご様子でした。

現在

月1回のメンテナンス通院。

環境自体は大きく変わっていないにもかかわらず、「今の自分でも大丈夫だ」と自信を持てるようになったとのことです。

自己受容感が高まることで、不安や緊張感にとらわれにくくなり、以前より楽に日常生活を送れるようになったご様子です。

※服薬の変更は、主治医と相談しながら進めることが大切です。

※経過には個人差があります。

施術例

腎臓がん手術後のパニック発作

60代 男性 福津市

腎臓がんの手術後、強烈な不安感やイライラ、過呼吸、胃の不調、胸の圧迫感、身体をじっとしてられないなどの症状に悩まされていました。

施術例の全文を読む

来院までの経緯

60代 男性 福津市

2か月前、腎臓がんの手術を受けて退院した後から情緒が不安定になり、ほとんど眠れない日々が続いていました。

強い不安感やイライラに加え、過呼吸、胃の不調、胸の圧迫感、体をじっとしていられないといった症状に悩まされていました。

テレビや本の内容が頭に入らず、「この病気がなければ色々なことができたのに」と、健康のことばかり考えてしまう状態でした。

手術担当医から心療内科を勧められて通院していましたが、十分な変化を実感できず、
「感情のコントロールができなくて苦しい。なんとかしてほしい」とのことでご来院くださいました。

初回来院時のお悩み

  • 不安で落ち着かない、感情を安定させたい
  • 夜眠れない
  • 食欲がない

初回来院時の心身の評価

「死への恐怖感」が強いご様子でした

鍼灸施術の経過

施術目的

がんという大きな病気と手術を経験されたことで、「死への恐怖」や「健康を失ったことへの喪失感」が強まり、それが過度な不安やパニック症状を引き起こす背景になっていると考えられました。

「病気がなければ…」と健康に執着しすぎることで、かえって心身の緊張を強め、自分を追い込んでしまう悪循環に陥りやすい状態でした。

そこで当院では、以下のポイントを重視して取り組みました。

  • 「健康でなければならない」という過度な執着を和らげる
  • 命の有限性と向き合い、「現在のご自身」をありのまま受け入れる
  • 意識を「病気や過去」から、「これからの新しい生活」へ向ける

また、睡眠の質が低下すると全身に自律神経症状が現れやすくなります。特に、睡眠に対する過剰な執着や恐怖が不眠を引き起こしていたため、それを取り除き、自律神経のバランスを整えることに重点を置きました。

施術内容

① 自律神経のバランスを整えるための鍼灸施術

② 自分を苦しめる考え方を見直すカウンセリング

③ 眠れる身体に整えるための、生活習慣を見直すセルフケア

初回

① 心身の緊張を和らげる鍼灸施術
心身の緊張を和らげることを目的とした鍼灸施術を行いました。

② 死への恐怖感に対するカウンセリング
死への恐怖感に対する捉え方を整理し、命の有限性と向き合うためのカウンセリングを行いました。特に、「現在のご自身を受け入れる」ことを目指してサポートしました。

施術後、「胸のあたりのモヤモヤが取れた」とのことでした。

2~5回目(週1回の来院)

鍼灸施術とカウンセリングを継続しました。

依然として、入院時に体を動かせなかったことや苦しかった体験が夢に出てくるとのことでした。

感情が乱れそうなときは、セルフケアで落ち着きを取り戻す工夫をされていました。

また、この方の場合は健康への過度な執着が不安を強め、症状を悪化させる要因になっていたため、思考の整理として、「健康のことばかり考えるのは止めて」、意識の向け先を変える練習を行いました。

「今までとは違う新しい生活をしよう」と考え、日記を書いたり、プールに通ったりするようになったとのことでした。

6~13回目(週1回の来院)

「不安感やイライラは気になりにくくなった。これから色々なことに前向きにチャレンジしていきたい」とのお話がありました。

睡眠薬を使わない日が増え、眠れるようになってきたとのことでした。

胃のもたれ感も軽減し、「食事がおいしい」と感じられるようになったとのことです。

読書やテレビを楽しめるようになり、新しく始めた水彩画にも熱中されているご様子でした。

現在

生活のリズムづくりの一環として、週1回のペースでご来院されています。

ご家族から「以前は目が怖かったけれど、最近は笑顔が増えてきたね」と言われたそうです。

※睡眠薬など服薬に関する変更は、主治医と相談しながら進めることが大切です。

※経過には個人差があります。

【このページの作成者】

豊田英一(とよだえいいち)

【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師

【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学専攻)

【認定資格・修了】
介護予防指導士
医療リンパドレナージセラピスト
感覚統合入門講習会応用コース修了

【所属団体】
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会 

アクセス

JR福間駅から徒歩15分 駐車場:有り 2台

ページ上部へ戻る