仕事や家事を続けながら、心と体の回復へ心理学×鍼灸
つらい心身の不調を整えて、
薬だけに頼らなくても過ごせる心と体に

こんなお悩みはありませんか?
- 薬を飲んでいても、発作への不安が消えない
- 急に動悸や息苦しさが出て、「このまま倒れるかも」と怖くなる
- 「また起きたらどうしよう」が頭から離れない
- 発作が怖くて、電車・車・人混みを避けるようになった
- 発作が起きる自分を責めて、自己否定が強くなる
これらの不調は心理的ストレスが原因かもしれません
神戸大学大学院で心理学を修めた院長が、「心・体・脳」の視点で自律神経を整えます


全国でも数少ない鍼灸師です
「心・体・脳」へのアプローチ
当院は自律神経専門の鍼灸院です。
長引くパニック障害は、体だけの問題ではなく、心や脳の疲労が複雑に絡み合っています。
【心】心理カウンセリング:心理療法の認知再構成法をベースに、自分を追い込む考え方のクセを見直し、心を整えます。
【体】鍼灸施術:自律神経の過緊張を和らげ、体の不調を整えます。
【脳】神経心理学:脳が自ら神経回路を作り変える力(脳の可塑性)を引き出し、不調の連鎖を断ち切ります
院長からのごあいさつ

院長 豊田英一
鍼灸師/心理学修士
はじめまして。豊田英一(とよだ えいいち)です。
私は自律神経専門の鍼灸師として、これまで言葉では言い表せないほどのつらい経験をされてきた方々と、数多く出会ってきました。
抱えている過去や現在の病気など、それぞれの背景は様々ですが、一つの共通点があります。
それは、どうしても「今の自分」を受け入れることができず、自己否定を繰り返してしまうことです。
私自身、「人間とは何か」を考える中で、心理学を学ぶため、神戸大学大学院へ進学しました。32歳で修了するまで、正社員として働くことよりも、学びを優先しました。
「ええ歳なんやから、ちゃんと働け」「おまえ、社会不適合者やな」「甘えるな」——周囲の言葉に、理解されない苦しさを感じ、悩んだ時期がありました。
自己否定ほど、つらくて苦しいものはありません。だからこそ、あなたには決して同じような苦しみを味わってほしくありません。
現在、私は原因不明の筋肉の病気を抱えています。調子が悪いと、階段を這って上ります。いつ体が動かなくなるか分かりません。
「こんな体になりたくなかった。どうしてこうなったんだろう」そう思う日も確かにありました。
未来のことを考えれば不安になります。過去を振り返ると、後悔や悲しみが出てきます。
だけど、今は歩けているし、生きています。私は「今の自分」を受け入れることが幸せにつながると信じています。
「今の自分、そのままでいい」と思える心と身体になれるよう、全力であなたをサポートさせていただきます。
もし一人で悩んでいることがあれば、あきらめずに私にお話しください。
「本当に鍼灸で良くなるの?」と不安な方へ
パニック障害を回復へ導く6つの理由
理由1心理学と鍼灸に精通した院長が、最後まで責任をもって施術します
毎回担当が変わらないので、あなたの状況を把握した上で施術できます。
当院の院長は東洋医学に加え、解剖学や生理学などの西洋医学の基礎も学んできました。発達の特性にも配慮できるよう、感覚統合の知識も取り入れています。
さらに大学院では心理学を専門に研究し、「心の繊細さや複雑さ」を深く理解してきました。
その理解をもとに、心身両面からあなたの状態丁寧に把握して施術します。

理由2無意識に抑え込んでいる感情を見出し、自律神経を整えます
怒り・悲しみ・不安などのつらい感情を、自分でも気づかないうちに抑え込んでしまうことがあります。
そうした状態が続くと自律神経が乱れ、原因がはっきりしない不調が長引くことがあります。
当院では、無意識に抑え込んでいる感情を見出し、鍼灸を行うので、つらいパニック障害の回復を目指せます。

理由3「また起きたらどうしよう」の不安を和らげる心理カウンセリング
「また起きたらどうしよう」という予期不安が強くなると、体の小さな変化にも過敏になり、発作につながりやすくなります。
当院では、発作を抑え込むのではなく、客観視し、受け入れる力を育てる心理カウンセリングを行います。


理由4「脳」が変わる力を活かす、神経心理学アプローチ
パニック発作では、体の小さな変化に対して、脳の警報システムと自律神経が過敏に反応し、動悸や息苦しさなどの症状が強く感じられることがあります。
神経心理学の視点から、この「脳と自律神経の反応パターン」を整理し、認知の歪みを見直しながら、脳の可塑性を活かした回復をサポートします。

理由5薬に頼らず過ごせる体質改善をめざします
鍼灸は血流や自律神経のバランスに働きかけ、身体が本来持っている回復力を引き出します。
その結果、薬だけでは整いにくい心身の不調も、安定しやすい状態を目指すことができます。
当院では一時的な症状の変化だけでなく、体質面から整えていくことを大切にしています。
あなたが薬に頼らず過ごせるよう、丁寧にサポートします。

理由6完全個室・1日5名限定の「静かな空間」
心身の不調を改善するためには、安心してリラックスできる環境が欠かせません。
当院はベッド1台の完全個室制です。
ご来院からお帰りまで、ほかの方と顔を合わせることなく、落ち着いた時間を過ごしていただけます。

Googleでのお喜びの声

どれだけ通えば良くなる?

改善までの回数は、症状の程度や発症からの期間、心理的ストレスの影響によって異なります。
心と体の状態は一人ひとり違うため、「必ず良くなる」「何回で改善する」と断言することはできません。
初回のカウンセリングで状態を丁寧に把握し、経過を見ながら、あなたに合った来院ペースをご提案します。
軽症 1~5回
仕事や家事をなんとか続けているものの、日常生活に少し支障が出はじめている
中症 6〜10回
不調で休むことが増え、以前のように生活をこなすのが難しくなってきている
重症 11回以上
仕事や家事がほとんどできず、日常生活に大きな支障が出ている
※回数はあくまで目安です。状況に応じて、来院ペースを調整します。
※通院中の方は、自己判断で薬を中止・変更せず、必ず主治医の指示を優先してください。
当院の施術例
施術例
毎日続くパニック発作
「何もできない自分」を責め続けた日々
産後からのパニック発作で外出も困難に。「子供に我慢させたくない、普通の生活に戻りたい」とご相談に来られました。
来院までの経緯
数年前の産後を機に、車の運転中に突然息苦しく過呼吸になりました。それをきっかけに、家の中でもたびたび発作が起こるようになりました。
医師からは「パニック障害」と診断され、漢方薬や安定剤、頓服を服用していました。しかし、最近では発作が強くなり、何度か救急車で運ばれ、入院することもありました。
毎日、特に夕方になると発作の前兆として体の変化を感じるようになりました。息を吐こうとしても吐ききれず、いわゆる過呼吸の状態になり、みぞおち周辺の強い緊張を感じて押さえながらうずくまることが増えていました。
この状態が数時間続くこともあり、「子どもには苦しんでいる姿を見せたくない」と、毎日ひとりで部屋にこもっていました。
車の運転ができず、電車やバスにも乗れませんでした。日常的な外出も難しく、ひとりでスーパーに入ることもできず、母親に助けてもらっている状態でした。
病院に加えて整体や整骨院にも通っていましたが、変化を感じにくく、「いつも我慢させている子どものために、早く良くなりたい」と強く思い、当院にご来院くださいました。
初回来院時のお悩み
① 普通の生活を送りたい
普通の生活を送りたいと強く願っていました。
② 子どもにいろいろな経験をさせてあげたい
遠出をしたり、子どもにいろいろな経験をさせてあげられるようになりたいという思いがありました。しかし、発作への恐怖が強く、なかなか行動に移せない状態でした。
③ 生理前の不調を整えたい
生理前には症状が特に強くなりやすく、不安感や発作が出やすいことで体調が不安定になることが多かったため、その状態を整えていきたいと希望されていました。
初回来院時の心身の評価
① 発作の前兆に対する不安
喉や胃腸の不快感、浅い呼吸を発作の前兆として感じていました。
② 呼吸の乱れと不安の悪循環
呼吸が乱れるとその不安がさらに強くなりました。
鍼灸施術の経過
施術目的
施術では、自律神経のバランスを整えることに加え、パニック発作に対する捉え方を見直すことにも重点を置きました。
① パニック発作の受け止め方を見直す
パニック発作は「抑え込もう」とするほど緊張が高まり、症状が強まることがあります。そこでまずは、発作を無理に抑え込まず「受け入れる」という考え方に見直すことを重視しました。
② 予期不安との付き合い方を整える
予期不安への向き合い方が重要になるため、「次に発作が起こるかもしれない」という恐れにとらわれすぎないよう、感情との付き合い方や、落ち着きを取り戻す方法を意識していただきました。
③ 小さな成功体験を積み重ねる
できることを少しずつ増やしていくことは、自信を取り戻すうえで重要です。毎日の小さな成功体験を積み重ねることで、日常生活の見直しにつながりやすくなります。
施術内容
① 自律神経のバランスを整える鍼灸施術
過呼吸やパニック発作に関与する自律神経のバランスを整えるサポートとして、鍼灸施術を行いました。
② 喉・胸・お腹まわりの緊張に着目した鍼灸施術
喉や胃腸の不快感を「発作の前兆」として捉えやすい状態だったため、喉から胸・お腹まわりの緊張や巡りに着目し、気の流れを整える鍼灸施術を行いました。
③ 発作や予期不安に対するカウンセリング
カウンセリングを通じて、発作や予期不安に対する捉え方を整理し、考え方のクセを見直すサポートを行いました。
④ セルフケアの指導
日常生活の中で不安を和らげるためのセルフケア(呼吸法・リラックス法など)をお伝えしました。
1~6回目(週1回の来院)
心身ともにつらく、十分な睡眠がとれていない状態でした。
【考え方の変化】
初めて発作が起こってから数年間、「何もできない自分」を責め続けていました。
しかし、「病気の間はできなくても仕方ない」と、少しずつ今の自分を受け入れられるようになり、考え方が変化してたご様子でした。
7~18回目(週1回の来院)
風邪をひいて鼻水や咳がひどくなると、呼吸が乱れ、不安感が強くなるとのことでした。
発作は夜に起こることが続いていますが、以前よりも大きな発作に至る直前で落ち着ける日が増えてきたとのことでした。
睡眠についても、少しずつ眠れる日が増えてきたとのことで、体調にも回復の兆しが見られてきました。
また、頓服を服用しない日が増えてきたとのことでした。ご自身の中で「気持ちを落ち着かせる工夫」ができる場面が増えており、精神面の安定感が育ってきている様子がうかがえました。
さらに、月経周期も以前より整ってきたとのことでした。ホルモンバランスの変化は自律神経の状態にも影響することがあるため、体調管理の面でも良い方向が見られています。
【できるようになったこと】
パニック発作では、「できた」という小さな成功体験を積み重ねることが、自尊心や自信(自己効力感)を支える重要な土台になります。
- 実母に頼らなくても、家事をこなせるようになったとのことでした。
「家族に迷惑をかけてきた」という気持ちがある中で、できることが増えたことは、自己肯定感や自尊心を支える大きな一歩になっています。 - 車を運転できました(ご近所周辺)
以前は運転そのものが難しい状態でしたが、近距離でも運転できたことは「自分でできた」という実感につながる大きな進展です。 - ひとりで買い物に行けるようになったとのことでした。
発作への恐れから外出が難しくなることがありますが、ひとりで買い物に行けたことは、自信の回復と「自分の力で生活できる感覚」を取り戻す一歩になります。 - 家族と一緒に電車に乗って、博多まで遊びに行ったとのことでした。
遠出ができたことは、公共交通機関や人混みへの回避が和らぎ、社会的なつながりを楽しめる状態に近づいていることを示しています。
19~30回目(週1回の来院)
眠剤を使わなくても眠れる日が増えてきました。
「あんなに毎日続いていた発作が起きなくなり、本当に嬉しいです」と笑顔でご報告をいただきました。
【できるようになったこと】
- 当院まで約1時間、ひとりで運転して来院できるようになったとのことでした。
外出時やひとりでの移動に不安が出やすい中で、運転して来院できたことは大きな前進です。 - お子さまの始園式に参加できました
昨年はお子さまの式典に全て参加できず、つらい思いをされていたため、今回はご本人にとって大きな出来事となりました。 - 初めて発作が起こった場所にも、落ち着いて行けました
過去に発作が起きた場所は不安が強く、避けたくなりやすいものです。恐れにとらわれすぎずに再びその場所へ行けたことは、「発作を無理に抑え込まず、起きてもやり過ごせる」という感覚が育ってきたことを示しています。 - 高速道路を運転して、他県まで家族旅行ができました
長距離運転や高速道路は強い不安が出やすい場面ですが、家族旅行を楽しめたことは、生活の幅が大きく広がった変化です。 - 音楽コンサートを、離席せずに楽しめました(頓服は“お守り”として携帯)
人混みや音の大きい環境では不安が高まりやすい中、安心材料を持ちつつも落ち着いて過ごせたことは、心身の安定が進んでいることを示しています。 - 大きなホールで、お子さまのピアノ発表会を観覧できました
お子さまの成長を落ち着いて見守れたことも、日常の充実につながる大切な変化です。
※服薬の変更は、主治医と相談しながら進めることが大切です。
※経過には個人差があります。
施術例
「他人に嫌われたくない」という強い不安と過呼吸
(社交不安障害)
昇進を機にプレッシャーが強まり、会社でも過呼吸が頻発。常に不安にとらわれ仕事に集中できない状態でご来院されました。
来院までの経緯
6年前から電車や大人数の飲み会で、動悸や息苦しさを感じていました。最近では管理職に昇進した頃から、過呼吸の症状が強くなっていました。
特に、大人数の前で話す機会が増え、社内プレゼンや社交的な場などで過呼吸が起きていました。
自宅だけでなく会社でも過呼吸が起こることで、精神的なストレスが次第に大きくなっていました。
最初に総合病院の循環器内科で検査を受けましたが、身体的には異常が見つかりませんでした。
次に心療内科で「社交不安障害」「パニック発作」と診断され、薬を服用していましたが、症状の変化を感じにくく、当院にご相談いただくこととなりました。
初回来院時のお悩み
① 症状のことを常に考えてしまう
症状のことを常に考えてしまい、仕事に集中できませんでした。過呼吸や動悸、息苦しさが日常的に起こり、業務に支障をきたしていました。
② 家庭内でもイライラ感が強い
家庭内でもイライラ感が強く、子どもに対して感情的に接してしまうことがありました。
③ 睡眠の質が低下している
寝つきが悪く、何度も目が覚めてしまうため、十分な休息が取れず、心身ともに疲労が蓄積している状態でした。
初回来院時の心身の評価
① 昇進が早かったことに対する不安と、自己評価のズレ
「自分が思う以上に能力が評価されている」と感じ、そのギャップがプレッシャーを増やしていました。
② 自分の弱い部分や怒りを他人に知られることへの強い抵抗感
感情を抑え込むことに過剰な負担を感じ、精神的に疲れているご様子でした。
③ 「八方美人」であり続けることへの疲れ
自分を出すことへの不安や、期待に応えなければならないというプレッシャーが、精神的に追い込む要因となっていました。
④ 東洋医学的な評価
東洋医学的には、舌診から精神的な不安定さがうかがえました。
鍼灸施術の経過
施術目的
社交不安障害は、他人から否定的に評価されることへの不安や恐怖が背景として関与し、それが過呼吸、息苦しさ、動悸などの身体症状として現れることがあります。
この方の場合、自己否定感が強く、他人からの評価に敏感になりやすいことで、症状が悪化している可能性があると考えられました。特に、自分に対して過剰なプレッシャーをかけている状態でした。
そこで施術では、以下を重視しました。
自己受容感の強化
自分をありのままに受け入れられる感覚を育て、過剰な自己批判を減らしていくことを目指しました。
これを意識的に高めることで、社交不安の軽減と心身のバランスの安定を目指して施術を行いました。
施術内容
① 過呼吸を和らげ、心身の緊張を和らげる鍼灸施術
過呼吸の症状を和らげるため、心身の緊張をゆるめる鍼灸施術を行いました。自律神経のバランスを整えるサポートを行い、過度な緊張や不安が高まった際にも呼吸を落ち着かせやすくなるよう支援しました。
② 自己受容感を高めるカウンセリング
自己評価が低く、自己否定的な思考が強まりやすい点に対して、捉え方を整理し、自分を受け入れるための考え方を一緒に整えました。
③ 前向きな捉え方を育てる心理学ワーク
ネガティブ思考に偏りやすい場面で、捉え方の幅を増やすための心理学ワークを実施しました。
④ 過呼吸へのセルフケア指導
予防方法と、過呼吸が起きた際の対処方法をお伝えしました。
1~4回目(週1回の来院)
以前は過呼吸の症状について四六時中考えていたが、最近ではそのことを考える時間が徐々に減少してきたとのことです。症状に対する執着が薄れてきたことは、回復の兆しとして良い変化でした。
過呼吸が起こる回数は大きく変わらないものの、以前より症状が軽く感じるようになったとのことです。
また、毎日服用していた頓服の使用頻度が、現在では2日に1回ほどに減ってきました。ご本人の中で自己調整の工夫ができる場面が増えてきたご様子でした。
5~9回目(週1回の来院)
過呼吸の回数は週1回まで減少しました。
多くの人が集まる花火大会に行った際も、少し緊張を感じる程度で過ごせたとのことです。普段の生活でも不安が少しずつ和らいでいる実感が出てきたご様子でした。
また、睡眠の質が向上し、途中で目が覚めることがほぼなくなりました。良質な睡眠は日中の精神状態にも良い影響が出やすいです。
仕事中に過呼吸が「起きそう」と感じても、落ち着いて対処できる場面が増えてきました。緊張や不安への向き合い方が整ってきたご様子でした。
さらに、仕事に対する捉え方が前向きに変化し、自信を持って取り組めるようになった点も大きな変化でした。
10~12回目(週1回の来院)
過呼吸は起こらない状態が続きました。
以前は家でも常に緊張してピリピリしていましたが、今では帰宅後にリラックスし、子どもと遊ぶことが楽しみになったとのことでした。
また、奥様から「顔の表情が柔らかくなり、笑顔が増えたね」と言われたそうです。内面の変化が表情にも現れてきたご様子でした。
現在
月1回のメンテナンス通院。
環境自体は大きく変わっていないにもかかわらず、「今の自分でも大丈夫だ」と自信を持てるようになったとのことです。
自己受容感が高まることで、不安や緊張感にとらわれにくくなり、以前より楽に日常生活を送れるようになったご様子です。
※服薬の変更は、主治医と相談しながら進めることが大切です。
※経過には個人差があります。
施術例
腎臓がん手術後のパニック発作
腎臓がんの手術後、強烈な不安感やイライラ、過呼吸、胃の不調、胸の圧迫感、身体をじっとしてられないなどの症状に悩まされていました。
来院までの経緯
60代 男性 福津市
2か月前、腎臓がんの手術を受けて退院した後から情緒が不安定になり、ほとんど眠れない日々が続いていました。
強い不安感やイライラに加え、過呼吸、胃の不調、胸の圧迫感、体をじっとしていられないといった症状に悩まされていました。
テレビや本の内容が頭に入らず、「この病気がなければ色々なことができたのに」と、健康のことばかり考えてしまう状態でした。
手術担当医から心療内科を勧められて通院していましたが、十分な変化を実感できず、
「感情のコントロールができなくて苦しい。なんとかしてほしい」とのことでご来院くださいました。
初回来院時のお悩み
- 不安で落ち着かない、感情を安定させたい
- 夜眠れない
- 食欲がない
初回来院時の心身の評価
「死への恐怖感」が強いご様子でした
鍼灸施術の経過
施術目的
がんという大きな病気と手術を経験されたことで、「死への恐怖」や「健康を失ったことへの喪失感」が強まり、それが過度な不安やパニック症状を引き起こす背景になっていると考えられました。
「病気がなければ…」と健康に執着しすぎることで、かえって心身の緊張を強め、自分を追い込んでしまう悪循環に陥りやすい状態でした。
そこで当院では、以下のポイントを重視して取り組みました。
- 「健康でなければならない」という過度な執着を和らげる
- 命の有限性と向き合い、「現在のご自身」をありのまま受け入れる
- 意識を「病気や過去」から、「これからの新しい生活」へ向ける
また、睡眠の質が低下すると全身に自律神経症状が現れやすくなります。特に、睡眠に対する過剰な執着や恐怖が不眠を引き起こしていたため、それを取り除き、自律神経のバランスを整えることに重点を置きました。
施術内容
① 自律神経のバランスを整えるための鍼灸施術
② 自分を苦しめる考え方を見直すカウンセリング
③ 眠れる身体に整えるための、生活習慣を見直すセルフケア
初回
① 心身の緊張を和らげる鍼灸施術
心身の緊張を和らげることを目的とした鍼灸施術を行いました。
② 死への恐怖感に対するカウンセリング
死への恐怖感に対する捉え方を整理し、命の有限性と向き合うためのカウンセリングを行いました。特に、「現在のご自身を受け入れる」ことを目指してサポートしました。
施術後、「胸のあたりのモヤモヤが取れた」とのことでした。
2~5回目(週1回の来院)
鍼灸施術とカウンセリングを継続しました。
依然として、入院時に体を動かせなかったことや苦しかった体験が夢に出てくるとのことでした。
感情が乱れそうなときは、セルフケアで落ち着きを取り戻す工夫をされていました。
また、この方の場合は健康への過度な執着が不安を強め、症状を悪化させる要因になっていたため、思考の整理として、「健康のことばかり考えるのは止めて」、意識の向け先を変える練習を行いました。
「今までとは違う新しい生活をしよう」と考え、日記を書いたり、プールに通ったりするようになったとのことでした。
6~13回目(週1回の来院)
「不安感やイライラは気になりにくくなった。これから色々なことに前向きにチャレンジしていきたい」とのお話がありました。
睡眠薬を使わない日が増え、眠れるようになってきたとのことでした。
胃のもたれ感も軽減し、「食事がおいしい」と感じられるようになったとのことです。
読書やテレビを楽しめるようになり、新しく始めた水彩画にも熱中されているご様子でした。
現在
生活のリズムづくりの一環として、週1回のペースでご来院されています。
ご家族から「以前は目が怖かったけれど、最近は笑顔が増えてきたね」と言われたそうです。
※睡眠薬など服薬に関する変更は、主治医と相談しながら進めることが大切です。
※経過には個人差があります。
心と身体は深く繋がっています
根本的な解決には、身体だけではなく、心へのアプローチも欠かせません。
当院では、鍼灸と心理学を組み合わせ、心身両面からの改善を目指します。

よくあるご質問
刺激量は体調に合わせて調整しますので、怖さがある方は最初にお伝えください。
院内の消毒やベッドの消毒も徹底し、衛生面に配慮しています。
内出血が起きても多くは自然に薄くなります。気になる症状が出た場合はご連絡ください。
当院ではその背景を丁寧に整理し、改善の方向性を分かりやすくお伝えするため、初回は100分いただいています。
カウンセリングの内容をふまえて鍼灸を行い、自律神経のバランスを整え、心と体が安定しやすい状態へ導くことを大切にしています。
丁寧にカウンセリングを進めますので、うまく話せなくても問題ありません。話せるところから一緒に整理していきます。
当日の体調によって刺激量を調整しますので、腹痛・頭痛、だるさ、気分の落ち込みなど気になる症状があれば遠慮なくお知らせください。
※服薬は自己判断で中止・変更せず、主治医の指示を優先してください。
発達特性が背景にあって人間関係のストレスが強くなり、自律神経症状やうつ症状などの不調が出ている方も来院されています。
状況を伺いながら、心身の負担を軽くする施術とサポートを行います。
① 心身を安定させるための施術
まずは、緊張が抜けない・疲れが取れない・眠れないなど、休職中に起こりやすい不調を整え、「休める状態」をつくることを重視します。
② 再発予防のためのカウンセリング
復職後に同じ状態を繰り返さないように、カウンセリングでは 「仕事を優先しすぎて無理を続けてきた考え方(価値観)」 を見直し、
頑張り方・休み方・力の抜き方を身につけられるようサポートします。
現在の状態に合わせて、回復と再発予防の土台づくりを一緒に進めていきます。
パニック障害に関するコラム
突然の息苦しさ…パニック発作の正体と心身両面からのアプローチ
電車や美容室が怖い…パニック障害の「広場恐怖」を克服する一歩
パニック発作が起きそうな時に!自分でできる正しい呼吸法とツボ
家族がパニック発作を起こしたら?周囲の正しいサポートと接し方
パニック障害とは
パニック発作という、身体的な原因がないにもかかわらず、突然、激しい身体症状が現れ、死の恐怖を感じるほどの強い不安が生じる発作が繰り返し現れる病気です。
また、「苦しい発作が起こるかもしれない」という不安(予期不安)から、発作を避けようと行動を制限してしまい、「できないこと」が増えていきます。
パニック発作の症状は、様々な現れ方をします
パニック発作は複数の症状が同時に生じます。長くても30分以内におさまります。
また、パニック発作の根底には、強い不安や恐怖があります。
「どうにかなってしまう!」という強い不安がかきたてられるほど激しい症状が現れます。
- 心臓がドキドキして脈が早くなる
- やたら汗がでる
- 手足や身体がしびれる、ふるえる
- めまいがする
- 頭がぼーとする、気が遠くなる
- のどが詰まり、窒息しそうな感じがする
- 息切れ、息苦しさを感じる
- 胸が痛くなる、圧迫されているような感じがする
- 吐き気、腹痛がひどい
- 熱感、悪寒がする
- 今にも死んでしまうのではないかと思う
- 現実ではないように感じる
- 自分が自分でないように感じる
- どうにかなってしまう恐怖がある
呼吸法でストレスを軽減
マインドフルネス呼吸法によって、ストレスや抑うつが軽減することが分かっています。
副交感神経に影響し、「気分が落ち着き、頭が無になった」「自分を責めすぎない、ポジティブ思考になった」などの効果があります。
熊野宏明「マインドフルネスでどのように心を整え脳を整えるか」
谷口弘 一「集団マインドフルネス瞑想訓練のストレス低減効果」
山本和美「心身症患者へのマインドフルネスを取り入れたセルフケア教室の試み」
どんな鍼灸院なの?

どんなこだわりがある?
なぜ病院や接骨院にくらべて料金がちがう?
何回通うとよくなる?
初めての方でも安心して施術を受けられるように、当院の方針をお伝えします。
【料金】鍼灸+心理カウンセリング
初回コース(100分)10,000円(税込)
心理カウンセリング(約60分) 鍼灸施術(約40分)
自律神経や心の不調の背景には、ストレスなどの心理的な要因が隠れていることが少なくありません。
当院では、心理的な問題を見つけ出し、改善への道筋をわかりやすくお伝えするため、初回は約100分のお時間をいただいております。
通常コース(45分)8,000円(税込)
2回目以降の基本となるコースです。
まずは前回からの変化を伺い、お体の状態をしっかり確認したうえで鍼灸を行います。
施術の時間にはカウンセリングも含まれておりますので、日々の気になることや心理的なお悩みも、どうぞ遠慮なくお話しください。
ロングコース(75分)12,500円(税込)
通常よりもじっくりと時間をかけ、自律神経のバランスをさらに深く整えていくコースです。
▼このような方におすすめです
✔ つらい症状をできるだけ早く軽くしたい方
✔ 忙しくてなかなか通院回数を増やせない方
✔ 遠方からお越しいただいている方
<はじめての方へ>
・上記の料金以外に追加料金は一切いただきません。
・領収書が必要な方は、お気軽にお申し付けください。
・やむを得ず予約をキャンセルされる場合は、必ずご連絡をお願いします。
・初回の無断キャンセルの場合、次回からのご予約をお受けできないことがありますので、ご了承ください。
・施術時間は、症状によって前後することがございます。
看護師の方へ 施術料10%割引
福岡県教職員の方へ
福岡市職員の方へ
クレジットカード・PayPayのご利用ができます

院内紹介

完全個室なので、周りの音を気にせずリラックスして施術を受けることができます。

ローズマリーは、「精神を安定させる効果」があります。毎朝、庭から新鮮なローズマリーを採って、ベッドの下(お顔近く)においています。






ご利用の流れ

Step1お問い合わせ・ご予約
当院は完全予約制となっております。
ご予約の際には、ご希望の日時と、お悩みの症状についてもお聞かせください。
受付時間:9:00~18:00
定休日:水曜日・日曜日・祝日

Step2ご来院
駐車場にお車を停めていただき、そのまま車内でお待ちください。
お迎えにあがります。

Step3問診票の記入
心身のお悩みについてご記入ください。

Step4お話をお伺いします
不調の原因を特定するために、十分な時間をかけてお話をお伺いします。
心身のお悩みについて、どんなことでもお話しください。
当院は完全個室で、他の方にお話が聞かれることはありませんので、安心してご相談いただけます。

Step5不調原因と改善方法の説明
・不調の原因は何か
・どうすれば改善できるのか
・どれくらいの期間がかかるのか
これらを分かりやすい言葉でご説明します。
疑問やご要望があれば、どうぞ遠慮なくお知らせください。

Step6舌を確認します
舌の色や形、動きから、現在のお身体や精神状態を確認します。
これは「舌診」と呼ばれ、東洋医学における重要な方法の一つです。

Step7鍼灸施術&心理カウンセリング
鍼灸と心理カウンセリングを組み合わせたオーダーメイド施術で、心身のバランスを整えます。
施術後には、心理学のワークなどのセルフケアをご提案します。

Step8今後のご説明
お仕事やご家庭の都合も考慮して、施術計画を作成します。
あなたにとって最適な通院スケジュールを一緒に考えますので、どうぞご遠慮なくご相談ください。

Step9あなたに合ったセルフケアのご提案
■心身の緊張をほぐすセルフケア
■寝つきが良くなるセルフケア
■脳疲労を回復するセルフケア
■感情をコントロールするセルフケア
■セロトニンを増やすセルフケア

Step10次回のご予約
次回のご予約が可能です。
参考資料
大平英樹(編)「感情心理学・入門」 有斐閣アルマ 2010年
カルロ・ペルフェッティ「認知神経リハビリテーション入門」協同医書出版社 2016年
厚生労働省 「パニック障害の治療法の最適化と治療ガイドラインの策定」厚生労働科学研究成果データーベース
久保真人 (編) 「感情マネジメントと癒しの心理学」 朝倉書店 2011年
小杉正太郎(編)「ストレスと健康の心理学」朝倉書店 2006年
里宇明元 牛場潤一(監)「神経科学の最前線とリハビリテーション―脳の可塑性と運動」医歯薬出版 2015年
三宮真智子(編著)「メタ認知:学習力を支える高次認知機能」北大路書房 2008年
塩入俊樹・松永寿人 「不安障害診療のすべて」 医学書院 2013年
【このページの作成者】

豊田英一(とよだえいいち)
【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師
【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学)
【認定資格・修了】
・介護予防指導士
・医療リンパドレナージセラピスト
・感覚統合入門講習会応用コース修了
【所属団体】
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会
アクセス
JR福間駅から徒歩15分 駐車場:有り 2台










