うつ病を招きやすい「白黒思考」とは?
うつ病の背景には、知らず知らずのうちに心を追い詰めてしまう「認知の歪み(考え方のクセ)」が隠れていることが多くあります。
うつ病の治療で用いられる認知行動療法などでも、この考え方のクセに気づくことが重要視されています。その代表的なものが「白黒思考(全か無か思考)」です。
「完璧」か「無価値」か…自分を追い詰める極端な思考
物事を「100点か0点か」「白か黒か」の極端な二択でしか考えられない状態を指します。
当院でご相談をお受けする中でも、仕事で90%うまくいっても残り10%のミスが許せず、「すべて台無しだ」「自分は無価値だ」と激しくご自身を責めてしまう方は少なくありません。
少しでも完璧にできないとすべてを否定してしまうため、常に強いプレッシャーを感じ、うつ病の発症や悪化を招きやすくなります。
解決のヒント:「グレーゾーン」を認める練習
この極端な思考を和らげるためには、「白と黒の間にあるグレー」を認める練習が大切です。
「完璧ではないけれど、ここはできた」「今日は60点だったけれど、及第点だ」と、心身の調子が良い時に、無理のない範囲で曖昧さを許容するように意識してみてください。
世の中のほとんどの物事は、白と黒の間で成り立っています。少しずつグレーのグラデーションに目を向けることが、心の負担を軽くする手助けになります。
当院から
考え方を少し見直すだけでも、心は軽くなります。
おひとりでは難しいと感じた場合は、当院のうつ病のページなども参考にしてみてください。
・【症例】うつ病(適応障害)により8年間ひきこもっていた方の鍼灸施術と改善のプロセス
・【症例】大人の発達障害(ADHD・うつ病)の鍼灸施術と改善のプロセス
・【症例】自分の存在価値が分からなくなって抑うつになった方の鍼灸施術と改善のプロセス
【このページの作成者】

豊田英一(とよだえいいち)
【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師
【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学専攻)
【認定資格・終了】
・介護予防指導士
・医療リンパドレナージセラピスト
・感覚統合入門講習会応用コース修了
【所属団体】
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会
アクセス
JR福間駅から徒歩15分 駐車場:有り 2台