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「私は欠陥人間だ」うつ病の絶望を決定づける「レッテル貼り」

自分を全否定してしまう「レッテル貼り」とは?

何か一つ失敗しただけで、「私はダメな人間だ」「落伍者だ」と、自分の人格全体を否定するような強い言葉を使っていませんか?

心理学(認知行動療法)において、このような考え方のクセを「レッテル貼り」と呼びます。これは「過度の一般化(一つの事実から全てを結論づけること)」がさらに極端になった、認知の歪みの一つです。

一つの出来事で、自分の「すべて」を否定してしまう心理

レッテル貼りとは、「ミスをした」という一つの行動に対して、「ダメな人間」というネガティブなラベル(レッテル)を自分自身にベッタリと貼り付けてしまう状態です。

当院にご相談に来られる方の中にも、この強力な自己否定に苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。

自分に「欠陥人間」という重いレッテルを貼ってしまうと、「どうせ自分は何をやっても無駄だ」という深い絶望感(学習性無力感)に繋がり、うつ病から回復するための大切なエネルギーを根こそぎ奪ってしまいます。

【心理学のヒント】「行動」と「人格」を切り離す

ベッタリと貼りついたレッテルを剥がし、自分を責める苦しさから抜け出すために、心理療法では「事実を正確に捉え直す」練習を行います。

ステップ①:「行動」と「人格」を分けて考える

一番大切なのは、自分が起こした「行動(ミス)」と、自分の「人格全体」は全くの別物だと気づくことです。人間は誰しもミスをしますが、それで人間の価値そのものが決まるわけではありません。

ステップ②:ネガティブな言葉を「具体化」する

レッテル貼りは、大げさで曖昧な言葉を使うのが特徴です。

そのため、「私はダメな人間だ」と人格を抽象的に否定するのではなく、「今回は〇〇という行動を間違えてしまった」と、事実のみを具体的に表現し直す練習をします。

ステップ③:自分に「等身大の評価」を下す

「行動のミス」に限定して振り返ることができれば、「次はあの部分だけ気をつけよう」と具体的な対策が見え、過剰な絶望感に飲み込まれなくなります。

失敗=自分の価値がない、という極端な結びつきを断ち切り、事実だけを具体的に見る練習を少しずつ重ねることが、自己否定のループから抜け出す確実な一歩になります。

※うつ病の治療や服薬は自己判断せず、必ず主治医にご相談ください。当院は医療機関と並行して心身の回復をサポートします。


当院から

考え方を少し見直すだけでも、心は軽くなります。

おひとりでは難しいと感じた場合は、当院のうつ病のページなども参考にしてみてください。

>>当院のうつ病へのアプローチはこちら

当院の施術例

うつ病につながりやすい考え方のクセ(認知の歪み)が影響しているケースや、その他のうつ病の施術例も併せてご参考になさってください。


常に最悪を考えてしまう不安(全般性不安障害)と更年期不調

50代 女性 鞍手郡

仕事や家族へのマイナス思考が止まらず、一日中続く極度の緊張と不眠。「またうつで入院するかもしれない」と限界を迎えてご来院されました。

>>詳細はこちらへ


薬に頼りたくない不眠と胃痛。完璧主義による自律神経失調症

50代 女性 宗像市

「妻・嫁だから」と完璧を求めて自分を責め、心身が限界に。薬に頼りたくない深刻な不眠や胃痛、自律神経の乱れでご来院されました。

>>詳細はこちらへ


朝の吐き気と強い不安。「自分の価値が分からない」うつ症状

60代 女性 福津市

病院で異常なし。「自分には何もない」という自己喪失感から、朝の激しい吐き気や震え、強い不安感に悩まれてのご相談です。

>>詳細はこちらへ


8年のひきこもり。「働けない自分」を責めた辛さとうつ症状

40代 男性 福津市

うつから適応障害になり8年のひきこもりに。「親に申し訳ない」と毎日自分を責め続け、将来への強い不安で心身ともに限界の状態でご来院されました。

>>詳細はこちらへ

【このページの作成者】

自律神経専門の鍼灸院「鍼灸指圧豊田治療院」院長、豊田英一の写真

豊田英一(とよだえいいち)

【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師

【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学専攻)

【認定資格・終了】
介護予防指導士
医療リンパドレナージセラピスト
感覚統合入門講習会応用コース修了

【所属団体】
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会 

アクセス

JR福間駅から徒歩15分 駐車場:有り 2台

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