絶望を生み出す「一般化のしすぎ」とは?
うつ病の回復期に少し調子が崩れただけで、「やっぱり自分は一生治らないんだ」と深い絶望を感じてしまうことはありませんか?
心理学の観点から見ると、これは「一般化のしすぎ」という考え方のクセが関係していると考えられます。
たった一度の失敗が「すべて」に感じてしまう理由
一度や二度の失敗や嫌な出来事を根拠にして、「いつもこうなる」「絶対うまくいかない」「すべてがダメだ」と過剰に結論づけてしまう状態です。
例えば、たまたま上司に注意されただけで「私は誰からも評価されない」と思い込んだり、一日気分が落ち込んだだけで「一生うつ病のままだ」と飛躍して捉えてしまいます。
日々のカウンセリングでも、この思考が未来への希望を奪い、回復の足かせになってしまっているケースをよく拝見します。
解決のヒント:「事実」と「推測」を切り離す
「いつも」「絶対」「すべて」という言葉が頭に浮かんだら、少し立ち止まってみるのも一つの方法です。
心に少し余裕がある時に、「『いつも』失敗しているというのは事実だろうか?」「今回はうまくいかなかっただけで、過去には成功したこともあるのでは?」と振り返ってみてください。
「たまたま今回はこうだっただけ」と事実と推測を切り離す練習をすることが、過度な絶望感を和らげることにつながります。
当院から
考え方を少し見直すだけでも、心は軽くなります。
おひとりでは難しいと感じた場合は、当院のうつ病のページなども参考にしてみてください。
・【症例】うつ病(適応障害)により8年間ひきこもっていた方の鍼灸施術と改善のプロセス
・【症例】大人の発達障害(ADHD・うつ病)の鍼灸施術と改善のプロセス
・【症例】自分の存在価値が分からなくなって抑うつになった方の鍼灸施術と改善のプロセス
【このページの作成者】

豊田英一(とよだえいいち)
【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師
【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学専攻)
【認定資格・終了】
・介護予防指導士
・医療リンパドレナージセラピスト
・感覚統合入門講習会応用コース修了
【所属団体】
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会
アクセス
JR福間駅から徒歩15分 駐車場:有り 2台