感情を事実だと思い込む「感情的決めつけ」とは?
「こんなに不安を感じているのだから、絶対に失敗するに違いない」「自分がダメな人間だと『感じる』から、私はダメな人間に決まっている」と、自分の感情を事実の根拠にしてしまうことはありませんか?
これは心理学において、「感情的決めつけ」と呼ばれる認知の歪みです。
「そう感じるから、それが事実だ」という誤解
客観的な事実ではなく、その時の自分の「感情」を根拠にして現実を判断してしまう状態です。
うつ病の時は、脳疲労からネガティブな感情が強く湧き上がりやすくなっています。そのため、「不安だ」「怖い」という感情が先行し、それがそのまま「現実も危険だ」という思い込みに直結してしまいます。
感情に振り回され、行動することがますます怖くなってしまうのです。
解決のヒント:「感情」は天気のようなものだと捉える
大切なのは、「感情=事実ではない」と気づくことです。
「不安を感じていること」と「実際に失敗すること」は別の問題です。感情は、空模様のようにその時々で移り変わるものだと捉えてみましょう。
「今は不安という嵐が来ているな」と、感情を少し離れたところから観察する練習をすることが、感情の波に飲み込まれるのを防ぐ助けになります。
当院から
考え方を少し見直すだけでも、心は軽くなります。
おひとりでは難しいと感じた場合は、当院のうつ病のページなども参考にしてみてください。
・【症例】うつ病(適応障害)により8年間ひきこもっていた方の鍼灸施術と改善のプロセス
・【症例】大人の発達障害(ADHD・うつ病)の鍼灸施術と改善のプロセス
・【症例】自分の存在価値が分からなくなって抑うつになった方の鍼灸施術と改善のプロセス
【このページの作成者】

豊田英一(とよだえいいち)
【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師
【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学専攻)
【認定資格・終了】
・介護予防指導士
・医療リンパドレナージセラピスト
・感覚統合入門講習会応用コース修了
【所属団体】
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会
アクセス
JR福間駅から徒歩15分 駐車場:有り 2台