すべて自分のせいだと抱え込む「自己関連付け」とは?
職場でトラブルが起きた時や、家族の機嫌が悪い時、「自分が至らなかったからだ」「私のせいかもしれない」と、本来自分に責任がないことまで背負い込んでいませんか?
これは心理学において、「自己関連付け(個人化)」と呼ばれる認知の歪みです。
コントロールできないことまで、自分の責任にしてしまう
出来事の原因が自分以外にもたくさんあるにも関わらず、すべて自分の責任として抱え込んでしまう状態です。
責任感が強く、周りへの配慮ができる優しい方ほど、この思考に陥りやすい傾向があります。しかし、他人の感情や予期せぬトラブルなど、自分ではコントロールできないことまで背負い続けると、心が耐えきれなくなり、うつ病の症状を重くしてしまいます。
解決のヒント:責任の「円グラフ」を書いてみる
自分を責める気持ちが湧いてきたら、その出来事の「本当の要因」を客観的に見直してください。
認知行動療法では、責任の所在を「円グラフ」にしてみる手法があります。例えば職場のトラブルなら、「自分のミス:20%」「他の人のミス:30%」「天候や運などの環境:50%」といった具合です。
調子が良い時に、他の要因にも目を向けてみることで、「すべてが自分のせいではない」と心が少し軽くなるのを感じられるはずです。
当院から
考え方を少し見直すだけでも、心は軽くなります。
おひとりでは難しいと感じた場合は、当院のうつ病のページなども参考にしてみてください。
・【症例】うつ病(適応障害)により8年間ひきこもっていた方の鍼灸施術と改善のプロセス
・【症例】大人の発達障害(ADHD・うつ病)の鍼灸施術と改善のプロセス
・【症例】自分の存在価値が分からなくなって抑うつになった方の鍼灸施術と改善のプロセス
【このページの作成者】

豊田英一(とよだえいいち)
【国家資格】
・はり師
・きゅう師
・あんまマッサージ指圧師
【学歴】
・神戸大学大学院修士課程修了(心理学専攻)
【認定資格・終了】
・介護予防指導士
・医療リンパドレナージセラピスト
・感覚統合入門講習会応用コース修了
【所属団体】
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会
公益社団法人 福岡県鍼灸マッサージ師会
アクセス
JR福間駅から徒歩15分 駐車場:有り 2台