いつもイライラしている人は、ストレスを溜めやすく、病気になりやすいことがいわれています。
慢性的な怒りによって、常に交感神経が興奮しているので、自律神経症状が起こりやすくなります。さらに、心身症や抑うつのリスクも指摘されています。
このような性格や行動を、心理学では「タイプA行動パターン」といいます。難しい用語なので、ここでは「イライラ型」と呼ぶことにします。
怒り、攻撃、敵意、時間切迫感、焦燥感、競争心などの特性があります。
どのくらいあなたの性格や行動が、「イライラ型」に当てはまっているのか参考にしてください。
合計点が、17点以上が「イライラ型」といえます。点数が大きいほど、自律神経は乱れやすくなります。
い つ も そ う で あ る | し ば し ば そ う で あ る | そ ん な こ と は な い | |
---|---|---|---|
1.忙しい生活ですか | 2 | 1 | 0 |
2.毎日、時間に追われる感じがありますか | 2 | 1 | 0 |
3.仕事や何かに熱中しやすいですか | 2 | 1 | 0 |
4.熱中していると、他のことに気持ちのきりかえができにくいですか | 2 | 1 | 0 |
5.やる以上は徹底的にやらないと気がすみませんか | 4 | 2 | 0 |
6.仕事や行動に自信をもてますか | 4 | 2 | 0 |
7.緊張しやすいですか | 2 | 1 | 0 |
8.イライラしたり怒りやすい方ですか | 2 | 1 | 0 |
9.几帳面ですか | 4 | 2 | 0 |
10.勝ち気な方ですか | 2 | 1 | 0 |
11.気性が激しいですか | 2 | 1 | 0 |
12.他人と競争する気持ちを持ちやすいですか | 2 | 1 | 0 |
合計 |
上記のチェックシートは、前田聰「虚血性心疾患患者の行動パターン」を参考に作成しました。
「イライラ型」の方は、いつも過剰なストレスを受けているので、心身に症状が起こりやすいです。
イライラ
焦燥感
抑うつ症状
自分の価値や自尊心を高めるためには、他人からの賞賛や高い評価が必要
人生は勝者か敗者に分かれると考えているので、人より一歩でも先んじようとする
根底には人間不信がある
マインドフルネスの基本は瞑想で、「今、ここ、ありのまま」を感じることを目的とした治療法です。
マインドフルネス呼吸法によって、「イライラ型」のストレスや怒りが低減することが分かっています。
副交感神経に影響し、「気分が落ち着き、頭が無になった」「身体がリラックスすると、心もリラックスする」などの効果があります。
※越川房子「タイプA行動傾向に対するマインドフルネス呼吸法の効果」
※山本和美「心身症患者へのマインドフルネスを取り入れたセルフケア教室の試み」
「NHK健康チャンネル」にてやり方が紹介されています。
自律神経失調症は精神的ストレスと関係しているので、薬を飲んでもなかなか改善されないことがあります。
他人を傷つけないために、自分の気持ちを抑えて我慢をしている方ほど苦しんでいるようにみえます。
「薬を飲んでも治らない」「検査しても原因が分からない」とさらに不安が高まり、症状がますます悪化してしまいます。
自律神経失調症は、心身両面の改善が必要です。
心理学を取り入れた鍼灸治療は、他院にはない当院だけの技術であると自負しています。
「薬を飲んでも治らなかった自律神経失調症」を解決して、あなたが自分らしく生きることができるように全力で施術させていただきます。
あきらめずに私にご相談ください。
院長は、東洋医学のほかに解剖生理学、病理学などの単位を鍼灸師養成校で取得しています。また、ASD、ADHDを支援する感覚統合の知識を有しています。
大学院では心理学を学んでおり、「繊細で複雑な人間の心」を経験だけでなく学問を通して理解を深めています。
心身不調に対する施術は、身体だけでなく心にも精通する必要があります。
確かな心理学の知識に基づいた鍼灸施術で、あなたの心身の不調を改善できるよう努めます。
原因不明の症状で悩んでいる方の多くは、無意識のうちに本当の自分を抑えています。
心の奥に抑えている「怒り」「思い悩み」といったネガティブ感情が、自律神経を乱す原因となっています。
当院では、あなたが自覚していない感情を見極めて鍼灸治療を行うので、「薬を飲んでも治らない不調」が解決できます。
睡眠は自律神経と関係しています。
睡眠の質が低いと、つらい自律神経症状が現れます。さらに、思考の視野が狭くなるので、何でも悪い方向に捉えて同じことをぐるぐる考えてしまいます。
心理学的アプローチと鍼灸を併用して、睡眠の質を向上させていきます。
不安や悩み事があると、身体に不調として現れやすい体質があります。
このような体質の方は、たとえ精神的に不安定になっても不調にならないような体質に変えることが大切です。
「自分を苦しめる考え方」をしていると、自律神経はどんどん乱れていきます。
自律神経を整えるためには、思考のクセを改善する必要があります。
しかし、考え方の癖を自分で修正することはなかなかできません。マイナス思考を改善して、自己肯定感が高まるようにサポートをします。
気分の落ち込みが激しい場合は、心理学のワークをお渡しします。
自律神経症状の原因は、何十年と続けてきた生活習慣や思考のクセが関係します。
例えば、「いつも緊張している」「すぐに不安になる」「睡眠の質が悪い」「すぐにネガティブに考えてしまう」など。
日常習慣や思考のクセを少し変えるだけで、乱れた自律神経は回復します。
■心身の緊張をほぐすセルフケア
■寝つきが良くなるセルフケア
■脳疲労を回復するセルフケア
■感情をコントロールするセルフケア
■セロトニンを増やすセルフケア
などあなたに合ったセルフケアをご提案します。
心理的ストレスによる不調を改善するためには、他人を気にすることがない「静かな空間」が必要と考えています。
到着からお帰りまで、誰とも会わないように配慮しています。
また、当院は何台もベッドを並べている鍼灸院ではありません。1台のベッドで、お一人おひとりの症状に責任を持って施術をご提供しています。
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