【よくみられるケース】
①なにを話せばよいのか話からず、会話が続かない
②思ったまま話したら相手が不機嫌になってしまった
③関心の向かない話を聞いていることができない
④思いついたことを黙っていられず、一方的に話してしまう
【解説】人の気持ちや場の雰囲気を読むのが苦手
自閉スペクトラム症の特性がある人は、相手の立場になってその人の気持ちを察することが苦手な面があります。
そのため、相手が言われたくないことを気づかず口に出してしまい、その人の気分を害してしまうことがあります。
また、趣味や感覚の合わない人と適当に合わせることができず、なにを話したらよいかわからずに会話が続かなくなるケースもあります。
ADHDの特性のある人の場合は、思いついたことを黙っていることができず、相手の話をさえぎって一夫的に話してしまうことがあります。
【改善方法】
◆興味や感覚が合う人だけ付き合うようにする
感覚の合わない人、気の合わない人と無理に会話をする必要はありません。
共通の趣味や関心事などがあり、その内容について深く話し合える人や、ありのままでいても会話が続く相手と話すようにしましょう。
一人でいるほうがよければ、わざわざ話の輪に加わる必要はなく、一人の時間を楽しむようにします。
◆気の合わない人、話の合わない人とは「あいさつをする程度」と割り切る
◆会話があまり得意でないことをあらかじめ話しておく
◆どんな言葉が人を不快にするか、親しい人に教えてもらう
◆話題に詰まって困った時のために、無難な話題をいくつか用意しておく
・季節:「今日は暑いですね」「寒くなってきましたね」
・趣味:「趣味はなんですか」「私は読書が好きで、最近〇〇を読みました」
・健康:「風邪が流行ってますが、大丈夫ですか?」
・時事「最近、野菜が値上がりしていますね」
など
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