【よくみられるケース】
①お金を余分な物に使い、生活費が足りなくなる
②クレジットカードで高額な買い物をし、引き落としができなくなる
③カードの支払いをリボ払いにしてしまい、借金をしてしまう
④家賃や公共料金の支払いを忘れてしまう
【解説】自己抑制が利かなくなる
ADHDの特有の衝動性、自己コントロールの難しさがあると、金銭管理で問題が起こることがあります。
パッと見て気に入った物が欲しくなり、高額にも関わらず購入してしまったり、買い物にでかけるたびに余計な物を購入してしまったりして、生活費が足りなくなるケースもあります。
とくに、クレジットカードを使うと、手持ちの現金がなくても高額の物が買えてしまうため、注意を要します。
また、カードの支払いをリボにして支払いを先送りしているうちに、請求額を返さない金額に膨らんでしまい、借金をしてしまう場合もあります。
【改善方法】
◆お金の管理をシンプルにして、「自分で管理する負担を減らす」
◆一人暮らしの場合
家賃や公共料金などは、払い忘れを防ぐために、引き落としがされるようにしておくとよいでしょう。
1週間分の買い物は、できるだけまとめてするなど、買い物の回数を減らすことを無駄づかいを防ぐのに効果的です。
◆家族がいる場合
家族と一緒に住んでいる場合は、金銭管理は家族に任せます。
銀行のキャッシュカードも家族に預けましょう。
日常的な買い物に必要なお金は毎日家族から受け取るか、家族に一緒についてきてもらうとよいでしょう。
①財布には今日の買い物で必要となる金額だけを入れておく
②手元に現金をおかない
③家賃や公共料金などは、払い忘れを防ぐため銀行引き落としにする
④クレジットカードはもたない
⑤デビットカード(口座残高の範囲内でしか使えないカード)や電子マネー(チャージした残高の範囲内でしか使えない)を使う。
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