【よくみられるケース】
①一緒にいる時間が長く、ひとりの時間が作れない
②金銭感覚やお金の使い道が自分とは違っている
③結婚前にしていた約束が守られず、不信感を持っている
④衝突が増え、別居や離婚を考えている
【解説】結婚後に起こりうる変化が予測できない
発達障害の特性のある人は、状況を判断したり、相手の気持ちを察したりすることがうまくできない
ことがあり、お相手と結婚するかどうかは、慎重に決める必要があります。
結婚後は、パートナーの態度が急に変わったり、結婚前の約束が守られなかったりすることもありますが、そういうことが予測しにくい場合は戸惑いもあるでしょう。
結婚前に、自分の特性についてパートナーに正しく理解してもらうことが大切です。
支えてくれるかどうかを確かめ、結婚後はどんな生活スタイルにしていくか、子どもをもつかどうかなどについて、ふたりでよく話し合って決めておくことも必要です。
【改善方法】
◆パートナーに合わせようと、無理をしない
結婚生活を維持するために、「パートナーに合わせなけれなならない」と思うかもしれませんが、無理をする必要はありません。
最低限、自分の譲れないところ(ひとりになれる時間、本に使うお金の額など)は大切にしていきましょう。
パートナーが大切にしていることにも理解を示す必要があります。
①結婚前に、自分の特性について話し理解してもらう
②特性を自分で説明できないときは、家族に話してもらう
③既婚のきょうだいや友人に、結婚後の生活の変化について聞いておき、心構えをしておく
④悩みが大きくなったり、パートナーと衝突したときは、信頼できる人や家族などに相談する
⑤衝突が増え、相手を受け入れられなくなったら、別居や離婚も選択肢のひとつになりうる
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