「少し生きやすくなる」 女性の発達障害 Q&A 6

Q 家事が苦手です

【よくみられるケース】

①複数の家事を時間内に段取りよくすませられない

②選択の頻度がわからず、日に何度も洗濯してしまう

③料理や洗濯の途中であることを忘れて、別のことをしてしまう

④朝食や子どもの弁当を作るため早起きができない

 

【解説】時間をうまく見積もれない

発達障害の特性のある人のなかには、作業をこなすための必要な時間を見積もったり、仕事に優先順位をつけたりすることが得意ではなく、計画的に物事を進めることにつまづいてしまう人もいます。

短時間に多くの仕事を詰め込み、「なんとかできるだろう」と思い込んでしまうタイプの人の場合は、結果的に仕事がこなせず、自己嫌悪に陥ることもあります。

忘れやすい特性のある人では、家事をやりかけのまま別の作業をはじめ、そのままにしてしまうこともあります。

また、食器などの汚れ物がどれくらいたまったら洗えばよいか、そのタイミングがはかれず、1枚ごとに洗い、水や洗剤をむだに使ってしまうケースもあります。

 

 

【改善方法】

◆家事は自分の仕事と考えずに、人の力を借りる

家事をひとりで背負い込もうとするのではなく、家族のなかで役割分担したり、親しい友人の助けを借りたりしましょう。

難しい場合は、自分は「できることをすればよい」と考えるようにすることが大切です。

 

①同時にふたつ以上の家事をやらないようにする

②「やることリスト」で1日の家事予定表をつくる

③キッチンタイマーをセットして、次の予定の開始時間にアラームが鳴るようにする

④洗濯物は「カゴいっぱいになったら洗う」などルールを決める

⑤手の込んだ朝食や弁当を作ろうとせず、手抜きでよいことにする

⑥朝食などは前の晩に作り置きし、レンジで温めるだけにする

 

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