【よくみられるケース】
①誘いを断れない
②話していても楽しくなく、時間を過ごすのが苦痛
③輪から抜けると、子どもに悪影響が及ぶにではないかと心配
④会話中に場がしらけたり、疎外感を覚えたりすることがある
【解説】考え方や価値観が合わず、孤立しやすい
自閉スペクトラム症の特性のある人は、共通の趣味や考え方をもつ気の合う人に巡り合えるチャンスはなかなかなく、「友達」と呼べる人が少ない場合があります。
そのような場合、「子供が同じ学校」というだけで親しそうにふるまうには抵抗があり、価値観のまったく違う人たちのペースに自分を合わせることはストレスになりえます。
また、ADHDの特性がある人のなかにはPTA役員になり、ユニークなイベントを企画して活躍する人もいますが、そういうタイプは「目立ちたがり屋」と批判され、必ずしもママ友から受け入れられるとは限りません。
周りに合わせることが苦手な発達障害の特性のある人にとって、ママ友は付き合いにくい存在になりがちです。
【改善方法】
◆「あいさつ程度でよし」として、無理に会話しようとしない
ママ友とのつきあいが重荷なのであれば、無理に集まりに参加したり、会話する必要はありません。
あいさつができれば問題ないでしょう。
「付き合いの悪い人」と思われるかもしれませんが、それによって母子に大きなデメリットが生じることは少ないでしょう。
むしろ、誘われなければストレスが軽減するかもしれません。
①幼稚園や学校の情報を、ママ友からではなく先生から直接聞くようにする
②2回に1回、3回に1回は誘いを断る
③比較的付き合いやすい人を選んで交流する
④ママ友の付き合い方を、子どもがいるきょうだいや友人に聞いて参考にする
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