【よくみられるケース】
◆学校や職場の雰囲気になじめず、就学や就労が続かなくなる
◆人との関わり合いで失敗したことがショックで、人前に出られなくなる
◆自信がなく、自分は社会に役に立つ人間ではないと思い込んでしまう
【解説】二次障害として現れる「ひきこもり」
発達障害の特性のために、人間関係でつまずいたり、仕事上の失敗などが生じたりすることで、学校や職場などに行きづらくなり、そのまま長期間に渡って行かなくなるケースもあります。
これは発達障害による社会不適応から起きる「ひきこもり」です。
このように、発達障害の特性がある人の「ひきこもり」は、うつ病など二次障害が生じやすくなります。
いったん、外との関わりを絶って孤立してしまうと、思考の偏りが激しくなったり、人を信頼することが難しくなったりします。
誰かひとりでも話をしたり、相談できる人とのつながりを保っておくことが大切です。
【改善方法①】
◆気軽に悩みを相談できる相手を確保しておく
学校や職場などでうまくいかないことがあったり、人間関係で悩んだりした時に、気軽に相談できる人がいると、悩みが大きくなる前に解決することができます。
家族や友人など、気心が知れた人、自分の特性をよく理解してくれる人に相談しましょう。
例
相談内容によって相手を変えてみるのもいいです。
父:将来・仕事
母:健康
兄:仕事・恋愛
友人:恋愛・人間関係
【改善方法②】
◆周りに合わせようと無理をしすぎない
発達障害の特性がある人は、もともと周りに合わせることが得意ではありません。
しかし、社会生活では歩調を合わせなければならないこともあり、無理をしているうちにストレスがたまってしまうケースもあります。
社会の中では、できるだけ緊張と不安を減らすことが、生活を続けていけるコツです。
例
食事の誘いなども気乗りがしなければ思い切って断る
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